只のポルノだと思ったら大間違いであった。考えさせられるストーリーになっていた。本来グロテスクなまたエロチックなシーンが上手く精神的に表現されている。題名は ラブ キル キル。一つのラブと2つのキルが綺麗に混ざった作品だ。
私は他の作品も含め、この作品でも二宮和也君の演技力を高く評価します。しかし、何よりもこの作品の魅力は原作者にあります。「天国で君に逢えたら」の原作者、飯島夏樹氏は、末期がんで余命を言い渡されパニック障害とうつ病を併発してしまいます。そんな飯島氏を生き返らせたのは、「福音」(イエス・キリストの十字架上での身代りの死による罪の赦しと、永遠の命の約束)です。かれはハワイで黒田朔牧師から聖書の言葉、福音に触れ、洗礼を受け、クリスチャンになったのです。永遠に生きる約束を手にしたのです。イエス・キリストに逢ったのです。ドラマの中で、シュージさんが、「あったー!あったー!」と海から妻に叫ぶシーンがあります。原作によると、あれがシュージさんがイエス・キリストを見た瞬間だったのです。死を越えて生きる希望を与えてくれるこの作品に、私は★★★★★をつけます。一人でも多くの日本人に、この福音のメッセージが届いて欲しいと、クリスチャンの一人として願ってやみません。そんな意味で、このDVDを強くおすすめします。
岡田将生の写真、いろいろ見るのだけれど。こんな写真ない。 雰囲気が伝わってくる。 表紙も巻頭特集ページの写真も。 センスがいい。見応えがある。 とっても、いい。
映画になる前に、ふと夜点けたテレビドラマで、初回放送を見てこの作品を知っていました。
何というか、この感覚、表現されていた内容に、見終わった後も暫く余韻に浸りました。
私は被災者でないので、この作品をお奨め!と簡単に書く立場でもないのですが、でも一人でも多くの方に見て、感じて欲しいと、そう思いました。
普段人は個々に生きているわけですが、ちょっとだけ共感する瞬間、それがこの作品ではないでしょうか。
不運にもさらに東北での震災発生で、また何年もかけてこういったものが出てくるのかもしれません。
神戸の方も、ここまで来るのに長い年月を要して、ようやく形にすることを許されているのか、、、映画化までされた意味が、十分にあった作品と、私は思いました。
冒頭の山中での乱れ打ちシーンは圧巻
榎木ファンは買いかも
榎木さんの本場の鹿児島弁は最高
本質と思いが感じ取れる作品のひとつかもしれません
ただ字幕スーパー機能がほしかったのと薩摩の歴史や西南の役に興味がないと退屈に感じるかもしれません
そんな自分は麓郷士の末裔ですがね
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