時代背景なしに作品はあり得ない、と強く思う今日この頃、改めてこの「タイム・トラベラー(時を駆ける少女)」を思い返してみるに、(1)主人公にとっては時間跳躍でも、周囲の人間にとっては(うまく戻ってこないと)単なるミステリアスな失踪にすぎないこと、(2)未来人と名乗る転校生(「なぞの転校生」もこの異邦人パターン)の名前がケン・ソゴルという無国籍的な名前ということだったが、いかにもチョットだけ日本的な響きを無理して未来の日本だと自分に言い聞かせてきたのだが、非常に朝鮮半島的な響き。 これらの断片から妄想するに、今秋明らかになった表記の事件との関係をささやかれた当時の「なその失踪事件」の多くがこのドラマに与えた影響というのは無視できないと思う。勿論、原作も。当時から事件こそないことになっていたとしてもAMラジオをひねればあのとんでもない内容の隣国の日本語放送が聴けたわけで、その意味で原作が良く時代を反映しているからこそ、リメイクの大林監督、原田知世主演のアレですら、見直せば見直すほどそういう影響を感じずにはおれないのである。 ほんと、突拍子もなくてすみません。
漫画版しか読んでいません。
一回目読んでみると、序盤はエマノンの言動や情景描写に不可解さを感じるものの、全体を読み終わればしんみりとした読後感に浸れます。
しかし二回目を読んでみると、一回目に感じた不可解さが次々とほぐれされていきます。
泡の中で胎児のような格好をしているのに目を見開いているエマノン。 エマノンがタバコ好きなこと。 女性のタバコを咎める最初の理由として記憶力の減退があげられていること 主人公の夢の中で、今まで失恋した女性が出てくる中で最後にエマノンが登場すること。 「名前なんてどうでもいいわ ただの記号よ」というエマノンの台詞。 エマノンのビールの泡への眼差し。 主人公による「ハウザーの記憶」の解説。 などなど 最初読んだ時に不可解だった点も二周目では理解でき、それと同時にエマノンの負う重荷へのいたわりが今まで以上にこみ上げてきます。
わかりやすさを是とする少年漫画が隆盛ですが、読む度に少しずつ心に染み入るこんな漫画も良いものだと思います。
シュタゲ関連の漫画は一通り買っているので、とりあえずこれも購入。
絵のレベルは結構高く、内容も面白いものが多かったので良かったです。
ラボメンの日常をギャグやコメディーで描かれていて、読んでて楽しかったです。
特に、櫻さんのフェイリス、あさばさんの鈴羽、聖さんの萌郁メインの話が個人的に好きでしたw
アンソロジーに抵抗のない方にはオススメです。
ネタバレ要素も入ってるので、内容を全部知らない方は気をつけてください。
2巻も出るようなので、購入したいと思います。
ELOといえば、ビートルズ直系のメロディを、ストリングスをバンドサウンドに一体化させて聴かせたところが革新的であった。(昨今流行の、ロックの曲にオーケストラを後乗せするのとは訳が違う。「一体」となり、ストリングスが、アレンジそのものを決定付けるまで練りこまれているところが凄い) そのELOも超絶的な成功を収めて以降、方法論が成熟を越して「マンネリ」に陥る危険性をはらんだ時期、ジェフがトレードマークのストリングスを放棄し、そこに大胆なエレクトロニクスを導入して世に問うた一世一代の冒険作が本作である。 結果から言えば「大成功」。その秘訣は、「限りなく暖かいヒューマンなシンセサイザー」これに尽きる。今までのELOの持ち味であるポップスとしての魅力をシン??の可能性に託し最大限に効果的に表現したという意味では、シンセポップの金字塔ともいえるのではないか。 名曲「トワイライト」の前にはもうひれ伏すしかないだろう。イントロのシンセの一音から耳について離れない。そして個人的にはジェフの曲の中でも一二を争う名曲と疑わない「21センチュリー・マン」ジェフのメロディセンスが爆発である。胸を締めつけるノスタルジックなメロディが堪らない。シングルヒットした「ホールド・オン・タイト」は軽めのアンコールといった感じ。 ELOとしては本作を契機に失速したこともあり、一部でネガティヴな印象を持たれているかもしれないが、これは間違いなく傑作である。ジェフのファンは勿論、ポップスのファンは避けて通るべきではない。
たまたま「庄野真代With浜田山~ず」のライヴに行った。良かった、楽しかった。で、このCDを買った。 これがまた良かった。鶏が先か卵が先かは難問だけど、「庄野真代With浜田山~ず」は絶対ライヴが先。聞くところによれば東京駅でもライヴがあるとか。ライヴを聞いて、CDを買う。CDを聞いて、ライヴに行く。そしてまた次のCDを。これが正しい音楽の愛し方。 噂によれば、何と「庄野真代With浜田山~ず」はビジュアル系でもあるらしい。そこは過度?に期待しないで是非、ライヴにお出かけを。音楽って素直な感動が大事だと実感できること請け合い!
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