不機嫌シリーズ3作目の完結編。謙ちゃん(攻め)×颯生(受け)が同棲を決心してから実行に至るまでに起きたあれやこれや・・・が描かれてます。
このシリーズは「割と普通な社会人のカップル」なので、作品の設定にもキャラにも特殊な材料がないため、前半は日常生活の描写が続いてやや冗長気味かな。後半は謙ちゃんのモトカノ登場と、2作目で謙ちゃんのストーカーだった小池お嬢様がふたたび出場してキャットファイトしたり、2人ではじめてのゲイナイトデートしたりと見せ場(読み場?)があったので、そこそこ楽しめました。
すっかり出来上がったカップルのいちゃいちゃシーンとかエロシーンは新鮮さは薄れるものの(前作でもたっぷりあったし)、今回も謙ちゃんが、やらしく颯生をいじりたおして、颯生もいまだに可愛い反応をみせるラブラブシーンは、ぶりっこ入ってても(?)個人的には好みなので良しとしました。
そんな感じで凸凹もないし刺激も少ないですが、気分よく読めるスタンダードな作品でした。
オートバイの、旅が、好きである。 トラックの後ろで吸い込む黒いばい煙にうんざりし、口の中に入って来る虫をはき捨てたり、と不快な経験を上げればきりがないが、どうしてもやめられない。じゃあ、どうしてオートバイの旅にこだわるのか?といわれて自分のつたない表現力ではどうしようもない場合、彼の著作を読むことを薦めている。 この本は、オートバイツーリング雑誌などに掲載された短編を集めたもの。構成や伏線の張り方に首をかしげるところも多くあるがそれを差し引いても、オートバイ乗りがオートバイに乗る理由を、押し付けがましくなく教えてくれ、読んだあと、暖かいものをくれる本作は、隠れた名作といえるかも。 恋人が、どうしてオートバイの旅にハマっているか?知りたいというひとにお勧めです。もちろん、これからオートバイに乗ろうか迷っている人にもお勧め。
youtubeで見つけて、イイ!と感じて購入しましたがその曲は入ってなかったみたいです。
ギタボ・ドラムだけという音数の少なさを音圧でカバーするためにギャンギャン歪めまくってますが、逆にそれが原因で曲がちょっとのっぺりした印象に。しかし、自分のやるべきことを疑わず演じ切っている感じはどうしようもなくカッコいいです。次のアルバムでもっと化けそう。
テレビで見る華丸大吉さんが面白かったので読みました。
最初はなるほどと読んでいたのですが
つかみのネタが終わると結構序盤から
展開が無理矢理に感じられて来て
中盤からは26歳関係ないような…文体も
論文のようでちょっと堅い印象。
わたしにとっては読みにくくて微妙でした。
ネット・TV・新聞…etc. 毎日毎日あまりにも多くのニュースにさらされ、 それらを片っ端から忘れていってしまうことに、自分でも何だか疲れてしまう今日。 この本は去年〜今年4月の時事ネタが収録されていますが、 こうして改めて1冊の本で読んでみると「あぁ、こんなことあったあった!」と 整理できておすすめです。
しかも堅〜い時事批評というわけではなく、まさに「酒気帯び」ならでは、 いや、福田・坪内両氏の博覧強記ぶりならでは、 一つの時事ネタから歴史・音楽・映画・文学まで、独自の洞察で 縦横無尽に展開するトークが爽快!
そんなトークの舞台となっている呑み屋情報まで載っていて、 なかなか味わい深い本です。
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