太田とも子さんの「恋はまっさかさま」「とおく群衆を離れて」は、素晴らしいです。
この歌。色気・こぶし・可愛さ・どす・気だるさ・かっこよさ・上手さ・個性・・・こんなにもバランスのいい歌い手さんはいないように思います。歌謡の華やかさから一歩はなれつつ、やさぐれすぎない・・・そんな感じ。
「恋はまっさかさま」は、歌謡曲の中ではピカイチです。上下するメロディー、やられる歌詞、イントロAメロBメロサビの急展開、サイケなオルガン、歌謡ファンはドストライクと思われます。
「山猫の歌」は、言うまでもなくやられます。なかなかない歌ですよ。ファンキーで這い上がってくるようで・・・ギターもベースもよくこんなむつかしい曲を、というバックの演奏にも感心します。ニヤリです。
一聴して、歌のうまさ、グルーヴ感にノックアウトされてしまう。「あなたに負けたの」は名曲中の名曲であるが、その他の曲も捨て曲なし。特に「グッと、がまんして」の「泣いちゃお〜かな〜」はツボにはまりすぎて、これだけで買いである。 歌唱力、楽曲の素晴らしさ、遊び心、稚気にあふれた、まさにエンターテイメントとしての歌謡曲の理想形と言っても過言ではない、奇跡の作品である。 歌謡曲ファンにオススメの、いや必聴の一枚。これを聴かずして歌謡曲は語れない…。「歌謡曲番外地」なんて言わせない。
文句なしのカルトGSの女王ですね
3枚再発されましたが聴いておかないと損しますよ
すべてが名盤です
文句なし
とっても煽情的で官能的。
といっても過剰に纏わりつかず、少しエッヂの利いたドライめのキレのある声。
ツインドラムをフューチャーした曲では互いに煽りあうような強さをもって、またポップス調の曲では少しマイルドなトーンで、曲調によって変幻自在に唄っており、説得力に溢れている。
いろいろなタイプの選曲はほとんどカバー曲だが、彼女の唄いこみによってオリジナル同様に昇華されており、アルバム全体も統一感があってアーティスティックな印象の深い作品であり、当時8トラでしか発売されなかったのは不可解としか。。。
紛れもなく本アルバムは70年代ビート歌謡の最高峰である。
「エレキブーム」で日本中「テケテケテケテケ」というサウンドが大流行の頃です。自分の小遣いで最初に買ったのがベンチャーズのレコードでした。当時のエレキバンドのグループの中で一番人気があり、とても分かりやすい特徴あるサウンドを持っていました。 このCDは、そんなベンチャーズが、大好きな日本の歌手のために、様々な曲を提供したもので、全てがオリジナルという当時のファンを泣かせるようなCDです。 渚ゆう子が歌った「京都の恋」と「京都慕情」がとても懐かしかったですね。地元京都の高校に通っていた時、深夜放送のラジオ番組によく流れていた曲です。日本の優しい女性のイメージが盛り込まれていたのでしょうか。 欧陽菲菲の「雨の御堂筋」も大ヒットしました。彼女のたどたどしい日本語が妙に雰囲気をもたらした曲でした。大阪を歌った曲の代表のような歌謡曲でしたね。 山内賢と和泉雅子の「二人の銀座」もベンチャーズの曲だったのですね。知りませんでした。デュエット曲として今でも我々50代のものには今でも歌われる曲です。 ベンチャーズのサウンドと懐かしい歌手の歌声を聴くと、青春時代のあの頃の思い出も一緒に蘇ってきます。
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