Of the few books available on this topic in any of the languages I can read, I am very happy I chose this one. The explanations are clear, and the examples well described by the Japanese text. There are grammatical explanations, sample dialogues, and brief practice sections (with answers) throughout. This can bring a new learner to a good position readily, with practice.
Challenges to some readers may be: - without some language background (e.g. what is a voiced consonant?), one would have to rely on examples more. - only some sections are printed in romanized text; get used to the Cyrillic! - the audio recordings can be quite fast to follow along. - some additional cultural context would be relevant.
フランスワールドカップアジア予選を振り返るDVDです。一喜一憂した当時の記憶が鮮明に蘇りました。カズ、井原などの姿や若い中田などサッカーファンにはたまらない内容です。
中央アジア諸国を単純にイスラム圏とすることは疑問 ソ連時代との連続性という視点が軽視されていると著者は述べる 旧体制が温存 農業分野ではコルホーズが存続 企業民営化は緩やかに進展 ペルシャ文化とチュルク文化との共存 フェルガナ、サマルカンド、タシケントの三大クランの勢力争い 「ウズベキスタンは、チュルク系住民の土地という意味で典型的にウズベク的 であるフェルガナに片足を置く一方で、サマルカンドやブハラの混交的な文化に ももう片方の足を下ろす。これはサマルカンド・クランとフェルガナ・クランの 交替によって続いてきた政治構造とも対応」 イスラム勢力はアフガン攻撃後、過激派は勢力を失い イスラム解放党は穏健派に 「ソビエト的な側面とローカリズムに基づく側面をうまく使い分け両立」 「旧ソ連的な体制はカリモフ政権によって再構築、継承」 軍は経済的に恵まれない農村によって占領され、内部は地域主義的に分断 アンディジャン事件 「主要な通りに一定間隔ごとに警官が立ち、彼らが常に街の動静に 目を光らせているというのが、都市でお馴染みの風景」 ドルを持つ者と持たざる者の経済格差拡大 イスラム穏健派は、上から監視・コントロールし ティムール礼賛を国民統合の象徴化 米と中露とを競わせ、最大限の利益を引き出そうと努めてきた したたかなカリモフ政権もそんな余裕はなくなった 上海6を安保協議の場へと転換 米軍基地の撤去を要求:米戦略に真っ向から挑戦 米国の中央アジアへの浸透を防ぎ、「革命」の伝播を防ぐ これが上海6が自らに課した新たな課題 米のジレンマ「独裁者を支持すべきなのか、それとも民主化を促進すべきなのか」 民主主義革命の三条件 支配エリート層の対立と分裂で政権交代後の受け皿 反政府活動への資金ルート 選挙を含む非暴力的な手段に国民を動員 ウズベクにはその全てがない
奥付をみて『シベリア抑留』(2001)の著者と知り、現地の
情報通のものだなと思い、軽い気持で読み始めました。しか
し、書かれている内容の重大さに目を見張りました。
ロシア、中央アジア5カ国そして中国を中心とした地域での
最近の変貌が、それらの国が構成する上海協力機構という
地域協力組織、かつてのシルクロード地域で進む交通の整
備と物資の往来そして東への延びるパイプライン網などを話
題の軸としてレポートされています。
著者が言うように「アメリカを通じて世界を見るという惰性か
ら抜け出し、(中略)ユーラシアのダイナミズムに日本が本格
的にかかわることで、この国の時代閉塞の混迷を打破するき
っかけになる」(序章)かは、直ぐに結論が出るものとは思え
ないものの、一度は議論する値打ちのある提案だとは思いし
た。
基本的にはルポタージュなので、深い洞察には欠けるのか
もしれませんが、二百数ページの新書版としては十分な時事
情報と必要な考察が盛り込まれていたと思います。
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