いろんな作品をクリックしてる中でhayasiyumikaも 05年になくなってるのを知りました。そして記憶にも新しい08年末にもiijimaaiも悲劇の最後を遂げてしまったんでした。二人とも今の時代では若すぎるほどの死ですよね。また引退してる女優も多数居ますし。なんか「たかがav女優ごときでセンチになるなよ」と言われそうですが彼女らとの間に何か結びつける物があってさみしい気がする今日この頃です。なのである意味お宝ではと。
ここにある二人の姿はとてもリアルだ。 女優の彼女はとても魅力にあふれていて、 誰もが彼女を好きになるのがよく分かる。 そこにはリアルな彼女が映っていて、 嘘は感じられない。
だからこそ最後の場面は好きじゃない。 ネタバレになるので言わないが。 あのシーンを入れることで、この映画の主役は監督になってしまう。 そしてそれはどこか嘘を含んだ演出に見えてしまう。 本当に悲しい時、人は自分を撮る事なんて出来ない。 そう思うのは、自分がただの平凡な人間だからだろうか。
監督が「どうしてもこのシーンで終わってしまう」とテロップを出した あのシーン。 僕はあのシーンで終わってほしかった。
それでも、素晴らしい映画だとは思う。 彼女のような人を、見られただけでも。 そして、それをとりまく様々な愛を見られただけでも。
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