とてもハマったゲームだったのでコンプしているのですが、買ってよかったです。 攻略のフローチャートもわかりやすかったです。 何より、装丁から中身のデザイン・印刷のこだわりようがすごくて、本当に1,995円にしては出来過ぎなくらい充実した内容でした。
攻略のフローチャートついてですが、スチルの縮小がついているので、コンプ前の人が見るにはややネタバレしてしまうことになると思いますが、それを差し引いても、とても充実した内容でした。
今年音楽活動5周年を迎える鈴村さん。5周年にちなんでタイトルは『互(ご)』。ミニアルバムとしては初めてのリリースです。
今回フルアルバムではなく敢えてミニアルバムという形で制作されたのは、ひとつのコンセプトを持った1枚の作品にしたかったからだそう。 1曲1曲にテーマを設け、そのテーマに沿ったキャラクターをイメージし作詞をされたとのことで、全5曲を通して聴くと、まるでオムニバス小説を読んでいるよう。何事にもポジティブな人、主人が大好きでたまらない犬、大切なものを失った人、完璧主義な人、時代の流れに取り残されそうな人。各々の性格を鈴村さんなりの解釈と考えで詞におこしているのですが、人物像がしっかりとしていてどの曲も情景が頭に思い浮かんできます。声色や歌い方も曲に合わせて違うのもまたおもしろい。こうした人間分析の細かさや表現の幅広さというのは、声優が本業の鈴村さんだからこそ成せる芸なのかもしれません。 どの曲も本当に個性に満ちていて、一曲一曲長々と感想が書けそうなくらい思うことはあるのですが(ある種全てシングル曲でも通用しそう)個人的におもしろいと思ったのは2曲目に収録されている「CHAPPY」。鈴村さんも大好きな犬の視点ということで鈴村さんの既存曲にはない魅力がたっぷり。跳ねるようなピアノの音も甘えるような鈴村さんの声もかわいい!くせになります。
同梱されているDVDには1曲目に収録されている「ポジティヴマンタロウ」のミュージッククリップを収録。この曲のテーマであるポジティブな人をそのままキャラクター化した寸劇仕立ての映像。詞の内容がそのまま映像になっているのでしっかり見入ってしまいました。相変わらず映像作品までぬかりない鈴村さんです。おもしろい!
フルアルバムと違い、さくっと聴けるお手軽感がミニアルバムの良さ。ちょっと物足りないなと感じるくらいがちょうどいいと鈴村さんも言っていましたが、本当にその通りだなと思いました。気持ちのいい腹八分目!
楽曲は非常に良いと思います。
レンジャーキーはコロムビアバージョンなので、
ゴーカイレッドと同じで、旧モバイレーツでも対応。
レッドバスターとしての音声は3月3日発売のライドアンドゴー
付属のレンジャーキーか3月10日発売のレンジャーキーセットゴーバスターズ
と3月10日発売のレジェンドモバイレーツが必要。
これから買う人は注意。
とりあえずいいところ…声優さんが豪華。サクサク動く。それなりに雰囲気は好き。立ち絵の遠近法を使った動きはよかった。
他にもあると思うんですが、がっかり感ですべてが吹き飛びました。
もうね、シナリオが子供だましなんですよ。乙女ゲー愛好者の理解力をナメてんのか、ってくらい。
タイムスリップしました、ろくにキャラ説明もないまま、いきなり個人攻略って…。
事前に雑誌の付録のCDを聞いていたので、それに出ていた3人の性格はそれなりに把握してましたけど、予備知識のない人には、わけわかんないんじゃないかと思います。
主人公の葛藤も、正直全然見えないんですよ。
さらっと文章で説明されても、プレイヤーは置いてけぼり。
そこは、タイムスリップした後でしっかり書いて、その主人公への態度で、各キャラの性格説明とかをするのが普通じゃないかと思うんですが…。
本来なら一途で一生懸命なんだろうけど、いきなり流れをぶった切るダジャレ(選択肢にする必要ある?)とか、いきなりアダ名つけるしタメ口だし、順応早すぎてポカーンです。
命のやりとりしてる緊迫感が全然ないから、主人公がKYに見えてしまう。
何がしたいのか、意図がまったく見えない。
ストーリーも、大筋は同じなんだけど、キャラごとに「えー」ってくらい端折られる箇所があったりして、とにかくプレイヤー置いてけぼり。
いつ好きになったのかすらわからないことも多々。
カタルシスが見当たらないラストバトル。
私はあまり主人公を分身としてプレイするタイプではないですが、それでも、どのゲームにも、印象に残るセリフ・シーンはあります。
でも、今回ないんです。
状況を理解(共感)できてないので、本当にセリフが薄い。
声優さんたちがとてもよい演技をされていても、心に響かないで終わってしまう。
ああ勿体ない。
端役にも有名声優さんを使ってらっしゃいますが、それに予算とられちゃったの? ってくらいに、シナリオが残念すぎて、スチルを見て感動が倍増することもないです。
さらちよみさん目当てでもあったのに。
「シナリオがいい」とさんざ宣伝していたので期待大だったのですが、その分、失望も大です。
ものすごーく好意的に見て、戦隊モノっぽいノリをやりたかったかなと思うんです。
1話も大体30分くらいだし、ほぼ毎回、変身シーン入るし。家紋、カモン! だし。
スケさんカクさん従えて、水戸葵(黄門)の世直し旅。うっかりハチベエに女忍者に弥七、パーティメンバーも揃ってる。
でも、それをやるには最初から攻略対象を決めるスタイルはそぐわないと思うんです。
ルートによっては、他のメンバーの変身シーンがまったく見られなかったりするから。
たとえば戦闘ごとにパートナーを選べる、簡単なボタン操作でいいから、自分も戦闘に参加してる感じを出すとか。
それによってキャラの好感度が上下するとか。
劇団の魅力もあまり出てなかった気がします。
純粋に巡業したのって、結局、銀座と横浜だけだし(後は里帰りのついで)
演目もちょろっとだけだし。
いくつか興行先候補から選べて配役や演目も選べる、それによってパラメータ操作できたり、
もっとプレイヤーが「遊ぶ」「一体になる」という側面があれば、「このノリ馬鹿だよねー、でも何か楽しいよねー」と思ったかも知れない。
まあ、自分の妄想はこれくらいにしておきます(笑)
あ、あと、雑誌とかで大々的に特集組まれてるからって秀作ではない、ということを、これからは肝に銘じておこうと思います。
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