蓬莱寺いわく「雷やろう」こと雨門雷人の登場。原作ゲームでは目潰しくらって
大変なめに遭ったカラス襲撃の回ですね。
あいも変わらず美里がうじうじしていて、小蒔が張り詰めていて、京一はいらついていて
如月はむっつりで、龍麻は見事にマイペース。誰も彼もゲームのように簡単には打ち解けません。
特に如月はなにかしら謎があるよう。
雨門も敵愾心ばりばりで、「仲良くしろよー」と画面に向かって(愛)ボタンを入力したく
なります。ジュブナイルアニメと言うよりかなりホラー色が強いです。
菩薩眼の位置づけが、ゲームとは180度変わっているような。如月の苦悩の秘密が
明らかにされる回です。葵が絶望ゆえに敵の手に堕ち、さあ、どうなる?
しかも龍麻君ってば。彼のどこまでものんきな笑顔が心の救いでもある、緊迫したドラマが
続きます。
音楽一つとっても懐かしく、活き活きと動くキャラクター達は 5年の歳月が経っていてもその魅力は変わらず、ゲームから飛び出てきたみたい。 魔人學園のシリーズが好きな方にはオススメの一品です。 第弐巻も楽しみにしています。
ゲームが発売してから約十年。まさかのアニメ化です。『もしも東京魔人學園剣風帖を今風に作り直したら』、そんな感じの作品です。
キャラクターは全員当時の絵からだいぶ今風にアレンジ(もはや別人の奴も何人かw)されてますが、大筋のストーリーはゲームをたどったものになっています。
全体のテンポをよくするためでしょうか、いくらかのサブキャラが登場しなかったり、人物の設定が一部変わっています。まぁ、「ゲームとは別物」ですから、当然っていえば当然ですが。
全体のクオリティーも高いですし、東京の空を飛び回るあの戦闘シーンもかっこいいですし、とりあえず観てください。少なくとも値段のブンは損しないはずです。
ゲームの東京魔人學園シリーズを知っている方には、とても残念な作品だと思います。
批判もかなりあると思います。
キャラの性格が正反対だったり、余計な設定が加わっていたり、本来死んでいるキャラが生きていたりと。
原作に出ているキャラは殆どが出て来ません。裏密とかね。
(外法帖のシーンもちらりと出て来ます)
原作と切り離して観る分には、いい作品だと思います。
しかしアニメから、と言う方にはとてもオススメ出来ます。
キャラ一人ひとりの会話が面白かったり、話もとても満足出来ます。
ただ、ヒロインの葵がとてつもなく“イイ子ちゃん”なので、こればっかりは…。
アニメの葵だけはどうしても好きにはなれませんでした。
全体的なクオリティも高いですし、空の表現がかなり上手いです。
BGMもとてもよく、OP・ED(第二幕含)全てACID。
本編は二話からになってます。一話は…現在の状況?みたいなのです。
個人的には、放送時とても楽しめ、今でも大好きな作品です。
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