デビューから10年。5枚のアルバムをリリースしたADFのベスト盤。新曲2曲が追加。
正直、数枚のEPと、アルバム”RAFI’s Revenge”しか持っていないので、彼らの活動の全容を把握するのには、どうしても欲しい、と購入。
「バングラ」の妙なリズムと、節まわしにかねてから惹かれていたのですが、70年代のレゲエに通じる体制をゆるさない過激な姿勢に共感。
プライマルスクリームのボビーや、オンユーのエドリアンシャーウッドのサポートを受けていることかも、そのサウンド、アテティュードの過激さが伺いしれることでしょう。
バングラリズムと、レゲエのDUBをかけあわせた初期の曲の、なんともいえない味わいがよい。
さらに、プライマルのサポートを受けた”Free Satpal Ram”。911事件を経て、激化する環境に抗うかのように屹立し、エドリアンシャーウッドのプロデュースを得て放った”Enemy of enemy”からカットされた曲目、13〜15!
DVといった重々しいテーマを歌わせたら、ピカイチのシネイド・オコナーさん(Universal mother!)を迎えた”Thousand mirrers"に心打たれます。
ロンドンテロ、パリ郊外暴動といった事件に代表されるよう、彼らを取り巻く環境は、決してなまやさしいものではないことが察せられますが、いくつかのメンバーチェンジ(06年Dr.Das脱退!)を経て、なおもがんばり続ける彼らを応援しようではありませんか!
音楽のチョイスがすこぶるいいダニーボイル監督。
その監督の映画、「ザ・ビーチ」のサントラです。
前編通じてクール&リラックス。
6畳一間でも、冷房効かせてお香でも焚けば?そこはもう南国の楽園です。
テクノ系が好きな方にとってもオススメです。
とにかく気持ちいい、疲れを忘れさせてくれる音です。
先日FM radioで初めて聞いて(「FLYOVER」)アルバムを聞いてみたくなり買ってみた。サウンド的に新しさは感じないもののトリッキーで面白い。全体的に同じ感じなんで他のアルバムはいいやって感じ。パッケージでフィルムが無く袋にも入ってないので中古CDを買ったような気分。せめてケースの端を透明テープで貼るとかすればいいのに。店頭で中身だけ捕られるなんて事にならなきゃよいが。
大好きなイギー・ポップが参加!No FUNを激しいバングラリズムで歌います!
これ、最高!イギーがとんがって叫びまくります。
全体の印象からいうと、ちょっと力が抜けたかな?という感じ。
豪華ゲストを加えてPOPになった。それこそ伝統のバングラ風のインストもあるし、なんか余裕、結構楽しめます。
そのむかしパンクは、ジャマイカ2世、3世のラスタファりアンとつながり、激しい反政府ソングを歌ったものだけど、プライマル・スクリームのボビーや、エイドリアン・シャーウッドがADFをサポートするのは、そんな昔を思い起こさせます。
ブリティシュ・レゲエや、DUBの過激な音楽性が、パンクやトリップ・ホップに影響を与えたように、今後もADFはヨーロッパの音楽シーンに大きな影響を与えていくとおもいます。
ま、難しいことは抜きにしたアジアンリズムに体を揺らし、過激なアティチュードを楽しみましょう。
とても長い名前のアーティストだが 深みのある楽しい曲がてんこ盛り。前半7曲くらいまで一切はずしがない。 こんなにエンターテインメント性が高いアルバムは久しぶり。 単にラップとカテゴライズするにはもったいない 不思議な世界にいざなってくれます。 お勧めは2.メモリー・ウォー、5.リディム・アイ・ライク 試聴の参考にどうぞ
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