職場の先輩の出身校がドラマの撮影の舞台で 後年カメラ持って見学に連れて行って頂きました♪
1974年の夏から秋、最終回までの7つのエピソードを収録。
この『われら青春!』で惜しまれる点のひとつとして、生徒たちの卒業までを描くことができなかったことが挙げられる。卒業まで行かずに終わった学園ドラマは数多くあるが、『われら』の場合特に、2度留年している山本がいたので、彼が無事に卒業できたのかどうか気になるところではあるが、残念ながら、それは永遠の謎となっている。
『われら』にはオリコン10週連続第1位でミリオンセラーとなった挿入歌「ふれあい」もあったのに、何故番組は続かなかったのか……という疑問も沸いてくるところだが、「ふれあい」の発売は7月1日、売れ行きに火がついたのは8月に入ってからであり、『われら』の延命にはあと一歩、間に合わなかったものと推察される(この巻に入っている第17話―74年8月4日放映―の冒頭で「9月の第4日曜に、星山学院との試合が決まった」という、最終回への伏線となるセリフが登場している)。
といったようなことはあったものの、この第3巻を通して見てみると、最終回へ向けてドラマを盛り上げる、ということまでは手が回らなかったようにもみえるけれども、コミカルさと泣かせる要素を両立させつつ山本の母を演じた塩沢ときの女優魂に感動させられる「おふくろさん」などの佳編も含み、見どころは少なくない。「男のガッツと女のハート」に女生徒役でゲスト出演している竹下景子(当時20歳)のチャーミングさも一見の価値あり。
そして最終回。ちょっと展開が強引な気もするが、さすがに鎌田敏夫氏が脚本を執筆しただけのことはあり、期待通りのさわやかなエンディングであった。そしてそれは、日テレ青春学園ドラマシリーズ―高校を舞台とし、教師と生徒たちがスポーツを介して相互理解を深めて行くもの―のひとまずの終幕であり、同時に俳優・歌手=中村雅俊の華々しいキャリアの始まりでもあった。
小六禮次郎(ころくれいじろう)の感動的な傑作曲がCD発売され感無量
残念なのは収録できる時間がありながらLP収録の、めぐり逢い 3:09 、自由のサンバ 3:39 の2曲がCD収録されていないこと
でも、修学院高校の情景、さまよう青春、今日も下宿に朝が来る、にぎやかな通学路、涙から始まる希望、せつなさ持て余す午後、がCDでは聴ける
それにしても青春ドラマの作曲で小六禮次郎を超える作曲家は未だ現われてない
青春ド真ん中!、夕陽が丘の総理大臣、この2CDで小六禮次郎の感動を呼覚ます楽曲の才能は本当に絶頂期だ
ぜひ多くの”青春好き”な人達に聴いて欲しい
95年に同様の企画で「青春ドラマシリーズ ソングブック/これが青春だ」というオムニバスCDがキングレコードから発売されていたが、今回は主にコロムビア音源を中心とした学園ドラマの主題歌・挿入歌集。 キングの「青春ドラマシリーズ ソングブック」でのブックレットは各番組の紹介と歌詞の掲載データが少々のみだったが、この「熱血先生グラフィティ」は収録作品の放送リストや挿入歌の使用話数と挿入歌の使用回の言及など、より細かい部分を押さえたブックレットが充実している。音質もデジタル・リマスタリング作業によって過去のオムニバス盤より遥かに向上。 青春ドラマの主題歌集は手垢が付いた企画ではあるが、独自の工夫も見られる。 トラック7、9、12、13、22~24は初CD化の音源であり、懐かしドラマファンは勿論、中村雅俊ファンにとっても必聴盤であろう。 ただこのアルバム内の『熱中時代』『スクール★ウォーズ』の主題歌は急遽収録が決まったようで、ブックレットに放送リストも掲載されていないのが惜しい。
他人がなんて言おうと自分にとって最高のドラマです!
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