個人的にターミネーターシリーズはジェームズ・キャメロンが手掛けた1、2で完結しているので、
3以降はターミネーターシリーズとは関係なく、あくまで一つの映画として見ています。
3は結局、審判の日を止められず未来は変えられないという、今までのターミネーターシリーズを全否定するような、
どうしようもない駄作だったので、ここで論ずるに値しませんが、今作の4はそれなりに評価できるかな…と。
ターミネーター1、2のオマージュらしきものが作中で随所に散りばめられていて、この監督のターミネーター愛は多少なりとも実感できました。
若き頃のシュワちゃんがCGで復活したのも嬉しかったです、CGとは言え、やはりシュワが出ると映画が締まりますね、出番少なかったのは残念ですが。
脚本は全体的に単調で目新しさも無く、納得出来ない部分も多くあり、やや不満が残ります。
ただ、3の様に作品自体をぶっ壊しかねないほどのマイナス要素は無いので、3が駄目だった人でもこれならおそらく抵抗感無く見れるでしょう。
総評すると、3より良作なのは間違いないですが、
作品の方向性が変わりすぎてて、ターミネーターというよりは、ただの中途半端な戦争映画になっている印象が非常に強く、
やはりターミネーターという作品はジェームズ・キャメロンにしか作れないと再認識させてくれた一作でした。
INDIAN ROPEこと沖野俊太郎は、あの有名なUK志向のギターポップバンド、ヴィーナス・ペーター出身である。 本作品(STONE BUDDHA e.p.)は、彼のソロとしての処女作であり「トランス・ミーツ・ブライアンウィルソン」と世界各国の耳の肥えたリスナーから絶賛されたまさに、名作中の名作である。 テクノをベースにしつつ、ポップでドリーミーなインスト、耳障りの良い声が印象強く聴き手をうならせる。現に私は初めて聴いたとき、ペットサウンズをリリースしたばかりのブライアンを想起してしまったほどである。
第四シーズンで打ちきりになっているのは事実ですがそれはアメリカでのこと。作品の質に対して他の書き込みなどを参考にすると悔やんでも悔やみきれないこととなるでしょう。
構成、脚本、そして演技。どれをとってももっとも2010年代の日本は一歩も追いつくことは出来ないしっかりとした作品になっています。ドラマ構成的にもこれのどこにダメ出しをしているのかわかりませんが、私個人的には全シリーズの中でもっとも好感の持てる作品です。
レンタルで視聴できないのは残念ですが、対象年齢40代前後をターゲットにしているのではないでしょうか。キャプテン役のバクラ氏はかなりうまい俳優で、そういう年代の共感を実にうまく得られる演技を構築しています。
単独作品としての評価は、極めて高いと言えます。
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