今で言う20代のヴィジュアルバンドファンには、かなり的を得たセレクトだと思います。
Xに始まってLUNA SEAやSIAM SHADEも。TMも昔はヴィジュアルバンドだったらしく、それからピンで出てきたからアリといえばアリですね。
BURN OUTを入れてくる辺りが、いい意味で、結構にくい所です。
気持ち、東海林のり子さんだったら、もっとコアな選曲をしたかったでしょうが、なかなか商業的な面から兼ね合いは難しいのではないかと、同じファンとして感じました。
オムニバスは選曲が命なので、ノスタルジーさと彼女のセレクトの良さに☆4つですね。この値段なら悪くないと思います。
SHAZNAというと、やはりMelty Loveやすみれ〜の印象が強いかもしれません。
けれど、シングルのカップリングやアルバムに、隠れた名曲が多いのです。
ヴィジュアル系で売っていたのであまり彼らの音楽に耳を傾けていなかった人にも
このアルバムを一度通して聞いてみて欲しいです。
特に、二枚目には上述したような「隠れた名曲」のニューバージョンが多数収録。
IZAM氏はあまり音域が広くないし、声質や歌唱力もすごくいい訳ではなく
ボーカルとしてはルックス以外に不利だった点も多かったと思います。
けれど、ギターのAOI氏の曲はこれをカバーする力を持っていて
歌うのが難しい曲ではありませんが人を惹きつける部分もあるのです。
SHAZNAの曲で結果的に有名になった曲は単にノリ重視のものやカバー曲でしたが
音楽的にはそれ以外の曲に本当の魅力があったと私は思います。
活動を再開するようですので、このアルバムで一度、当時のSHAZNAを
振り返ってみるのはどうでしょうか。
SHAZNAのファンにとっては衝撃もあるでしょう。 かつての『ヴィジュアル系ブーム』と当時のSHAZNAをちらっとでも知っている人にとっては、彼らの本当の姿を知ることになるでしょう。
そして…これからミュージシャンになりたいと夢見ている少年少女にとっては、教科書にもなるかもしれない。 一からバンド作って曲作って、ライブハウス回って、自費でCDを出すということがどんなことか、リアルに書いてあると思います。借金のことまで。キレイゴトばかりでイタズラに夢を見せるいろいろな話より、この本を読んで欲しい。
きっとこれだけ赤裸々に語るのは、彼ら自信の骨身を削るほどの思いがあったのではないかと思います。借金の話も人に騙された話も『今だから話せる』話であって、普通は進んで話そうとする内容ではないと思います。だけど、それでもそのことを語った彼らに敬意を表します。
M of Beauty より全体的に良かった。
曲にハズレが無い感じ。
私も長い間ラルクファンなんですが、最近久しぶりにカラオケでシャズナの曲を歌ってから、中学の時少しハマったシャズナに、またはまってきました。たしかにラルクファンはシャズナの曲も好きになるような気がします。私は、ハイドよりイザムのほうが、歌うまいと思います。ビジュアル系と見てもラルクはどうみてもビジュアル系なのに、認めないが、ジャズナはそれがトレードマークとしていて、シャズナのほうが、自分達の特徴を生かしていると思います。
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