現在のWHITESNAKEではなかなか聴けなくなった初期の名曲が、オリジナルメンバー3人の手によって、まるでコピーバンドの如く演奏されている。元RAINBOW/YNGWIEのDOGGIE WHITEと、STEFFAN BERGGRENをゲスト・シンガーに迎え、それぞれがDAVID COVERDALEに似せて歌っているので違和感が少なく引き込まれる点は満足がいくだろう。M3としてのオリジナル曲が含まれて居ない点はマイナスだが、バンドの成り立ちから考えればこんなもんだろう。
本家程の熱気は無いが、ジワジワと染込む感覚は素晴らしい。もう一つのWHITESNAKEとして楽しんだ者勝ちな一枚。
1971年リリースの第2期ジェフベックグループのファーストアルバム・・・ボブテンチ(Vo)のボーカルがソウルフルで見事!メンバーは、ジェフベック(G)・ボブテンチ(Vo)・マックスミドルトン(Key)・クライヴチャーマン(B)・コージーパウエル(Dr)と言う強力な布陣・・・リズムセクションの相性もよく、またマックスとのコラボレイトも素晴らしいです。(マックスとの出会いは本当ジェフにとっては、重要なものです。)コージーパウエルが参加している事もロック史にとって重要な意味を持ってますよね・・・彼の音楽性の広さを知らしめるアルバムでもあります。個人的には6曲目「ニューウェイズトレイントレイン」が最高・・・痺れまくりです、今聴いてもかっこいい!!ラスト!!「ジョディ」も素晴らしい曲です・・・マックスのピアノとジェフのギターがいい味出してます!!ジェフの音楽性の間口を広げた意味のあるアルバムです。 ※アナログ全開なアルバムなんで、Blu−specで買わなくても・・・笑。
これを聞いてすごく感動しました!なんだか本物を聞いているみたいで… その時の場面場面が思い浮かべさせられます。 とにかく綺麗なんです、歌声が。 「天使にラブソングを…」を見てもう一度あの歌声を聴きたくなったら このCDがとてもオススメです!
71年発表。ボブ・テンチ(vo)、マックス・ミドルトン(k)、クライヴ・チェアマン(b)、コージー・パウエル(Dr) による第二期ジェフ・ベック・グループの第一弾。交通事故によって2年間のブランクの後に発表された作品だったが、実力者を集めただけのことはあり、彼の代表作の一つになっている。独特の明るさを備えたファンクやフュージョンを消化したサウンドは彼のそれまでの音楽遍歴からするとかなり異色ではあるものの、ジェフのギターも独特の粘りを出してそのサウンドに見事に調和している。またピアノの名手マックス・ミドルトンを獲得したことは大きく、彼のプレイは言葉を失うほどの素晴しさだ。黒人のヴォーカリストであるボブ・ランチのソウルフルな歌声もなかなか味がある。
1.はメロウかつディスコっぽい雰囲気を持った曲であり、ボブの素晴しいヴォーカルが曲を盛り上げている。2.はオーケストラをバックに付けた?かのような重圧なオケが印象的なファンキーな一曲。楽曲、ベックの素晴しいギター・ソロと共にアルバムのハイライトの一つだろう。4.はタイトル通り、マックス・ミドルトンの素晴しい鍵盤ブレイが楽しめる曲だが、完全にフュージョン。7.もフュージョン・タッチのバラードである。
タイトなリズムをキープするリズム隊も派手ではないが素晴しい“自己主張”を繰り広げていて聞きどころは多い。
このCDは第二弾の音楽集で主に中期の曲が収録されているが、6のように映画の主題歌も収録されている。1は3代目の主題歌として有名。5は名曲だがベスト盤には意外なほど選曲されていなかったので、なかなか聴く機会が無い曲だから価値はあるだろう。
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