ジョン・フォードファンは必見。本作は、つまらない、面白くないという見方もあり、宗教弾圧下の司祭の苦悩などというstoryを聞けば、まあその通りなわけです。興行的に失敗したのも当然でしょう。しかし、造形美は第一級です。実にまじめな作品です。逆に言えば遊びがほとんどないので堅苦しく感じます。「逃げなよ神父」というセリフを吐くウォード・ボンドが格好いい。
昔、繰り返しTVで見た記憶があります。でもTVだったので進み方がスローでいつまでたっても終わりまでいきませんで、とうとう結末はわからずじまい。子供こころに????のTVでしたが今回で結末もわかりスッキリしました。TVにくらべて短いし繰り返し見たくなります。追い詰めていく連邦保安官役のトミー・リー・ジョーンズが光っていました。すっかりFANになってしまいましたらジェラード連邦保安官の続編的映画「追跡者」まで作られました。もちろん、逃亡者役のハリソンもいいですよ。買いですね。
商品について気になった点です。 A他の方もおっしゃる通り原語が収録されていない。 Bノーカット版ではない、エンディングも未収録。 C解説書、ブックレットの類いは無く、ジャケットの後ろの解説がすべて。 これらの理由について考えてみました。 Aと Bは、日本語吹き替え版の特別なカット方法が理由でしょうか。 「逃亡者」では、他のドラマと同様にシーンをまるごとカットする場合とシーンを短縮する場合があります。 シーン短縮とは、本来は会話で進むシーンを最初、途中、最後辺の映像を繋げてナレーションで説明するものです。本来の「逃亡者」は最初と最後にしかナレーションはありませんので、劇中で矢島さんのナレーションが入った場合はシーン短縮された 箇所でしょう。そして、この為に原語ではぶつ切りになり、意味不明となります。 ノーカット映像に日本語吹き替えを付けて、吹き替えの無い部分には字幕を付けるのが一般的ですが、「逃亡者」ではシーン短縮がある為にその箇所ではナレーション音声が途切れ途切れになります。 このような点が二カ国語版やノーカット版が両立しない理由と思われます。 しかしエンディングは収録可能だと思うのでとても残念です。 Cはせめてジャケットの解説を詳しくして欲しかったです。初放送日時、サブタイトル変遷、ゲスト声優、等、今では調べ様がなく解説本の発売も期待出来ないのでなおさらです。全シーズン購入特典で解説書プレゼントをして欲しかったですね。
ジャパニーズHMの黎明期にLoudnessに続いて出てきたEarthshakerの2ndアルバム。
当時はHMムーブメントの隆盛期にあり、よりハードな音が評価される傾向にあったため、shakerも1stアルバムではかなり(無理して?)ハードな曲を前面に押し出して作っていました。そんな中でも"I FEEL ALL SADNESS"、"夢の果てを"など他のHMバンドと一線を画すマーシーのVocalと詩が強調された曲が強烈に印象に残り、そこにshakerの個性を見出していました。
そして発表されたこの2ndは正にその路線をクローズアップしShakerにしか作れないメロデディアスHRのスタイルを確立したアルバムと言えます。もちろんコアなHMファンからは「これはHMではない」とバッシングもされましたが、既にshakerはジャンルを超越した曲作りをしていたのでしょう。
曲も後々まで名曲としてplayされつづける"MORE""FUGITIVE"を筆頭に個人的に凄く好きな"22時"やライブで盛り上がれる"DRIVE ME CRAZY"など粒揃いです。
このアルバムで確立されたスタイルが次作の最高傑作の誉れ高い"MIDNIGHT FLIGHT"へとつながり、現在まで続くERTHSHAKER'sROCKを作り上げたと考えると、このアルバムはshaker史上貴重な1枚と言えるでしょう。
1993年製作作品、上映時間は2時間11分と驚きの長さ!、主演は「スターウォーズ」「インディジョーンズシリーズ」でお馴染みの2枚目俳優ハリソン フォード、51歳とは思えない男前ぶりだ、逃亡者である彼を追う警官を好演したのは俳優のトミーリージョーンズ、日本のコマーシャルシリーズにも出演をしているお馴染みの俳優さんだが、この作品で見事、アカデミー助演男優賞を獲得している、映画公開時、47歳、撮影アングル、効果音、音楽もなかなか良く、大金をかけて製作をされた作品との印象を受けました。
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