このチャンピオンアルバムには、なんと4種類のWavin' Flagが収録されており、オリジナルのものからコカコーラのCMに使われているもの、AIがFeaturingされているもの、そしてWill.I.AmがFeaturingされているものとがあります。これらは同じ楽曲とはいえ、それぞれに違ったよさがあり、聴く者を本当に惚れ惚れさせてくれます。また、その歌詞は非常に奥深く何か考えさせられるものがあります。アフリカ生まれの彼だからこそきっとできた楽曲なのでしょう。これを聴くと自分も強く生きなきゃなって思います。大げさかもしれませんが、非常に勇気をくれる一枚です。あんまり上手く言えませんが、とにかくお勧めです。
前作『Reload』から長い沈黙を経て、それこそ全てをなげうって制作された傑作『St.Anger』が完成するまでの、壮絶な波乱万丈を収めたドキュメンタリー――そういう趣旨で録られた作品ならこれまでにもあったけど、破格の成功を収め、それこそ堂々たるキャリアを重ねてきたバンドが、ここまで美醜生々しい実像を曝け出したことは、これまでのロックの歴史の中で皆無といっていい。だから、ファンならずとも、バンドというものに少しでも関心のある人には是非とも見て欲しい濃密な作品に仕上がっている。
撮影当時、メタリカは最悪の状況にあった。ナップスター訴訟で「金満野郎」と罵られ、ベースのジェイソンは自由を求めて脱退。業を煮やした事務所は彼らの元にセラピストを派遣するも、新作のレコーディングは頓挫。とうとうジェームズがアル中治療のため長期離脱することになる(キレちゃった時のドアの閉め方が秀逸!)。
つまびらかにされる、メタリカという「怪物」の素顔、ジェームズとラーズの緊張感ある関係性。ジェームズがソングライター、そして「バンドの顔」であるのに対し、ラーズはバンドの目指すべき方向性を提示する「経営者」そのもの。この両者の役割分担がメタリカを巨大な存在にしたわけで、そんな2人が、互いを深く愛し過ぎるがゆえに本気で唾を飛ばし合う様は凄まじい。
バンドを続けるということは、血縁関係で結ばれた家族とは違う、もう一つの家族を持ち続けるということ。そして、そんなバンドを支えるスタッフもまた、バンドと適切な距離で接し支えなければならないというのが、よーく分かる作品になっている。プロデューサーやベーシストとしての枠を遥かに超えてメンバーに分け入ったボブ・ロックには印税をいっぱいあげてやって欲しい。
こーれはいいぞ。もう最高だ。脳内で大ヒットした。おれは猛烈に元気が出てきたぞ。 日本人に足りないのはこれなんじゃないか?この熱さ。灼熱の太陽のエネルギー。 ポール・リード・スミス製のエレキギターがいかに最高かということもわかりますなぁ。 最高でしょ、このギターの音色。 決してしょぼくれることのないラテンの熱気が封入されているぜ。 ラテン系の自殺率が低い理由がなんとなくわかった。 全力で走りたくなるんだよこのアルバム聴くと。 うおりゃー!!! セントジョーンズワートなんざもういらねぇぇぇ!!!
メタリカのドキュメント、ファン必見のフィルムです。
アルバム・st angerの製作過程を軸に、メンバー内の
人間関係を赤裸々につづってます。スラッシュ・メタル
四天王の頂点に君臨し、王者であり続ける彼等だが、内
部の不協和音はジェイソン・ニューステッドの脱退など
から、バンド存続の危機にさらされる。
しかし、それぞれのメタリカへの想いや音楽への想い、
それぞれへの思いやりや素直になれない部分。王者だか
らこその悩みなどがつづられています。
レコーディング風景そのものも、面白いし、もうすこ
しライブなんかの映像があればよかったのですが、すご
く面白かったです。
このチャンピオンアルバムには、なんと4種類のWavin' Flagが収録されており、オリジナルのものからコカコーラのCMに使われているもの、AIがFeaturingされているもの、そしてWill.I.AmがFeaturingされているものとがあります。これらは同じ楽曲とはいえ、それぞれに違ったよさがあり、聴く者を本当に惚れ惚れさせてくれます。また、その歌詞は非常に奥深く何か考えさせられるものがあります。アフリカ生まれの彼だからこそきっとできた楽曲なのでしょう。これを聴くと自分も強く生きなきゃなって思います。大げさかもしれませんが、非常に勇気をくれる一枚です。あんまり上手く言えませんが、とにかくお勧めです。
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