今から20年以上前の話ですが、テレビのCMで本作収録の「ダブルスチール」が流れていたのを聞き、とても気になったのでレコード屋さんでリサーチして本作を手にしました。確か日本の某メーカーとアメリカのレーベル会社とのタイアップ企画でこの作品のプロジェクトが組まれ発表されたものと思います。ですから普通では考えられないアーティストの組み合わせでセッションしているので当時の感想としてはスリリングかつ斬新!しかもファンキーなナンバーもあり、私には十分聴き答えありました。さらに目玉アーティストについてはソロパートも官能でき、それぞれのファンにはおいしい聴き所もちゃんとあります。しかし録音のクオリティーがイマイチ悪いと私は感じます。音抜けが悪いと言うか音域によってはヒステリックに聞こえて、スタジオやレコーディングエンジニアにも気を使ってほしかったなと思います。作品の出来は◎なのに残念!
初めてアルバムを手にしたのは1980年代の初めだったと思う。当時は自動車も運転免許も持っていなかったが、身分不相応に高級な自転車でツーリングをしていた。そんなとき、ソニーのウォークマンでこれを流しながら走ると、高速道路をアクセル全開で走るスポーツカーに乗っているような気分になれた。今は、カーステレオで流しながら聴くが、長距離ドライブには最高の疾走感の味わえるアルバムだ。 中でもお勧めは「ウォーターサイド」。ライナーノーツによれば『モルダウ』をアレンジしたものらしいが、とにかくカッコいいソロがこれでもかこれでもかと続く。「ダブルスチール」は同世代なら聞き覚えがあるのではないだろうか。
スピーディであったり、フレーズがよかったり、セッションバトルがたまらなかったり、全曲、今聞いても「かっこいいなあ」と思えるものばかりです。 ただ、録音された音としては"MASTERED BY VAN GELDER"(ジャズサウンドを作ったといわれる録音エンジニア)とされますが、(私の)JBL 4408Aという20cmの小型モニタースピーカーの音量を上げて聴いても音が細いままでバランスが悪いと思います。(エレキギターの歪んだ音も芯がある音として録音できるか(スピーカから出た音を録る)、あるいは単に歪んだ音として録音するか(ライン録り)で大きな差が生じます。この辺りで電気楽器を相手にしてVAN GELDERの試行錯誤がでてしまったのかもしれません。星4はこのためです)
今までのアルバムの中では一番の出来に仕上がっていると思います。
前作の『FUSE OF LOVE』も気に入っていますが、
今回はそれよりも遥かにレベルアップした内容になっています。
収録されている順番などもうまくバランスがとれていて
途中で飽きてしまうといったこともないです。
自分はいつも車の運転をしながら聴いていますが、途中で曲を
飛ばしたことがありません。
そのままで楽しめる一枚だと思います。
今回のアルバムはとても良いと思う。 カップリングがはいっていることに、 少し疑問を持つ方がいるようだが。 アルバムとして通してきくと、 アルバムのイメージにすごくあっている。 今回はCWが入っていて正解だったと思う。 (微妙にアレンジが違ったりしている部分もあるし・・・) タイトル曲は、 クールダウンのテーマどおり、 「さわやかな夏」にピッタリ。 今までに無い。新たな挑戦といった曲だ。 最後の「Tonight,~」は、 1度きいても、何度きいても良い曲である。 この曲を聴くためにアルバムを買っても良いぐらい。 個人的には星6こをつけたかったのだが・・・。
|