効果音が生々しく、レンジが広いです。DVDとは比べものになりません。しかし、画質は期待しないでください。
前作の続編のようで、そうではない。と私は理解したがどうなのか定かではない。 ユニバーサルソルジャーなのだがもう機械は体についていない。それにバンダムにはかわいい娘がいる設定である。全体を統括するSETHというコンピューターが肉体を得てしまうことで、話が展開する。 今回バンダムは、自分のために戦うのではなく娘のために戦う。前作に比べると、ちょっと物足らない。 と言いつつ、バンダムファンならやっぱり一気に観てしまいます。
一作目に比べると確かにB級臭さが増し、リュック(ルーク)が 全編通して人間の人格を取り戻したままであり、一作目の後半部の コミカル路線が前面に押し出された感じで、5作目の全編シリアスに 比べると緊張感がないかもしれませんが、 私にとってユニソルの正当な続編はこれだけだと 思ってます。 特にバーでの大乱闘のシーンなんて ただ1作目へのリスペクトの為だけに 入れたんだろうし…。 (ただ、時系列シャッフルすれば しっくり来るかもしれませんが)
また、今作の敵キャラとして新型ユニソルの中でも 最強の肉体を持つセスが相手でしたが、 メインコンピュータの彼がどうしてユニソルと なったのかの経緯もしっかりしてるし、 最後の倒し方も前作と似ていて、ユニソルらしい 逆転勝利も良かった。
オマケにセスを倒した後に今作のライバルだった ロミオが登場する所なんかは私の期待通りの展開で、 これがドルフ・ラングレン演じる アンドリュー軍曹だったら尚良かったのに…。 それだけ、やはりドルフ・ラングレンの存在感が どれだけ重要だったのかが実感しました。
今作は前述した通り、1作目や5作目以上に B級臭い作品で、リアルな銃撃戦よりも ドンパチの方がメインで、ヴァン・ダムのアクションは 少ないですが、それでも5作目に比べたら これぞヴァン・ダムといった感じで見ごたえありです。
5作目にがっかりした人、でもユニソルが好きな人 に見てもらいたい作品です。
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