実際はリージョンフリーなので日本製プレイヤーでも問題なく見れます
ただDISC1が片面PAL方式でもう片面がNTSC方式の両A面(?)なので入れるときご注意を。
PAL面を上にしましょう。
ATR12年ぶりの新作。
その内容は、以前のアルバムと比べて、ノイズが洗練され、圧倒的に耳触りのよいものとなりました。
また、Blood In My Eyesにおいては歌詞の中にポリティカルな視点を盛り込まず、サウンドも新機軸といえるものとなり、Shadow Identityに至っては「ポップ」ですらあります。
12年の歳月の中におけるアレックのソロワーク等を踏まえれば、当然の変化であるといえるでしょう。
サウンドの激しさはかなり減っているので賛否両論になりそうですが、僕はいい変化だと感じました。彼らの「演説」もだいぶ聞き取りやすくなりましたし(笑)
とはいえ、本作のインターネット関連を中心とした、「現在」の社会に訴えかけるアレックの歌詞は相変わらず切れ味鋭く、ライブでは再びそのアジテーションで暴動を巻き起こしてくれるでしょう。
中でもActivate!は新たなATRの代表曲になると思います。
このアルバムはマッドが解散する前はマッドファンの間では評価が低いアルバムでした。僕もその中のひとりでした。しかし最近某雑誌でマッドファンにマッドのアルバムでどれが一番衝撃的だったかと質問をしたところマッドが解散するまでのアルバムを改めて全て聴き直してみたら実はデジドッグが一番ヤバいじゃんという結果になったらしいのです。そして僕も久々に聴き直してみたら確かにこのアルバムはヤバいです。とてもラウドです。4プラグスの勢いにデジタル音をのっけた感じでまだまだ完成してないような荒削りでザクザクゴツゴツしたマッドサウンドがたまりません!このアルバムのなんとも言えない緊張感が心地よいです。是非今一度マッドファンにはデジドッグを久々に聞いてもらいたいです。
私は去年、このATRの来日公演に行きました。 その時、一か月後にライブ盤が出る事を聞き、楽しみに待ってました。
まず購入して一聴、イヤホンがはちきれんばかりの爆音。 社会に、システムに対する怒りが凝縮された会場で、 メンバーたちの煽りで爆発する。 それぞれが普段抱え、どこか無意識に押し込んでいった爆発しそうな感情を 爆音ノイズと3人が繰り出す叫びが呼び起こす。 忘れかけていた当日のシーンが思い起こされる。これがライブ。 それぞれが抑えていたものを音と声で引きずり出す。 オーディエンスは身を任せ、各々の好きなように身を振る。 こういった感情に訴えかけるものはライブでは真っ先に優先されるべきである。 それがこのライブではまさに完璧になされている。ライブたるライブ。 セットリストも新旧合わせて申し分なし。 これからATRを知る人もベスト盤として聞けば入りやすいのではないでしょうか。 これを聞いてまたライブにいきたくなりました。
この世にデジタルハードコアというジャンルを確立したアレック・エンパイア率いる伝説的バンド。 音楽的には日本でいうマッドカプセルマーケッツ。(マッドはアタリに影響を受けたとか) これほど完璧という言葉がふさわしいバンドは他には知りません。まさにカッコいいとしか言いようがない。
ニックのノイズ高速ビートの中にアレック&カールのラップを合わせハニンの女性ボーカルでは類を見ない絶叫には度肝をぬかれました。
かなりの爆音で聴く事をオススメします。 デジタルハードコアに興味がある方はかなりのオススメ♪
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