主人公の中山ナースを中心に、同じ病棟のナース達の病院内外の仕事から私生活について描いた本です。 この1巻では、末期がんの患者さんの死についての話が多くて結構重いです。 しかし、ただ悲しいや苦しいだけでなく、それでも懸命に生きる患者さんの姿や、それを支える家族やナースの姿に感動したり、生きることについて考えさせられます。 ナースという特殊な仕事について描かれてはいますが、私生活、恋愛、人間関係の悩みについては共感できる部分が多く、全体的に人情的なお話がほとんどなので固く考えなくてもすんなりはいれてオススメです。
中山さんのロマンスと平行して花咲さんのドラマが少し描かれています。
花咲さんへの嫌がらせはエスカレートしついに会議に掛けられ
皆に謝れと言われるのですが…。
玉城さんは花咲さんとの喧嘩の中で花咲さん自身気づいていない
花咲さんの中山さんへの気持ちに気づき指摘し花咲さんは動揺する
ようです。
重いテーマなだけになかなか進展しないのですが洞察が深いです。
(中山さんのラブロマンスの方が大部分なのですが、そちらは他の
かたにお任せします。)
たまたま、目にして衝動買いでしたがとても気に入りました。 最近は毎日聞いています。
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