グラフィック、ストーリーに関しては個人的に期待通りのものでした。
戦闘システムにおいても割と楽しめます。ただこの戦闘において仕組みを理解するまでに時間がかかりました。
表示されるボタンと対応するボタンをタイミング良く押さなければならないことになかなか気づかず、
序盤では一回の戦闘にだいぶ時間がかかりました。
また、技の属性に関係する”カン”についても分かりづらかったです。
一番不便だと思うのがフィールドでの視点変更です。
自分では調節できず、位置によって極端に変わるので自分の進行方向が分からなくなることもしばしばありました。
中盤あたりまで進めてみて今後のストーリー展開にとても期待が持てるので評価を高めにさせてもらいました。
PS2版はやったことがないので分かりませんが、PSP版ではセーブポイントに行かなくても
メニューからセーブが行えるので少しずつ進める私としてはとても助かっています。
結構、ゲーム本編だけじゃ把握できない部分もありましたのでこの本で補完できてるとうれしいです。
PS2『マグナカルタ』とは人間とヤソンと呼ばれる先住民との、愛と憎しみの物語。このCDはそのゲームの終盤をドラマCD化したものです。
ゲーム原作ではヒロイン・リースの死、しかもラストで主人公・カリンツとリースの妹・セリナが良い雰囲気で終わり、やるせない思いだったプレイヤーも多いはず(私もその一人)。しかし、このCDではカリンツとリースの絆がより強く表れているように思えました。復讐のみに囚われていたカリンツは、リースと出会うことにより、生きる希望を見出していきます。
最後の「自分のために生きる。君を胸に抱きながら…」という台詞には泣かされました。
でも、やっぱりヒロインが死んじゃうのは哀しすぎるので星4つ。
マグナカルタ1,2ともプレイし、サントラはこちらの方だけ購入しました。
サントラを買った主な理由としては、
オフィシャルサイトの出来がよく、期待をそそるものであり、
その時の感覚を音楽で思い起こせると思ったからです。
実際にサントラを聞いてみますと、作中では意識できていませんでしたが、
いくつか好きな曲があることに気づきました。
お気に入りは「Voice of Nature」です。
もともとゲームサントラばかり聞く質ですので、
この曲も何回も聞くことになりそうです。
アメリカのプログレメタルバンド、シャドウ・ギャラリーの1st。1992年作
星空の回廊に舞い降りるイカルスという幻想的なこのジャケにまず想像が膨らむ。
やわらかなメロディと美しいシンセで聴かせる大曲は、ロマンの香りに満ちていて
その繊細な叙情性にうっとりとなる。本作ではドラムが打ち込みであることもあって、
メタリックな硬質感は薄く、むしろプログレ/シンフォニックロックとして鑑賞できる。
ラストの大曲“The Queen of the City of Ice”の幻想的な美しさは筆舌に尽くしがたい。
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