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エルブリ ランキング!
エル・ブリの裏舞台がつぶさに見られる!しかし、重たい!でも、その分内容は充実している。なんといっても目次からおもしろい。目次の左ページは、付箋を貼ったみたいだ。ワインリスト、レストランの見取り図などの文字が見える。右のページには5分刻みで時刻が書いてあり、一日の予定表になっていて、エル・ブリの一日の流れが経営面から把握できる。本文はこの予定表にそって写真が並んでいる。たとえば書類に囲まれたフェランのオフィス。彼は1年の半分はレストランを閉めて、食材や調理法の研究開発に専念する。その結果を分類し、こうやって蓄積しているのだろう。実際の分類法や料理の準備表なども載っていて参考になる。厨房の写真では、どんな食材や調理器具を、どのように使っているのかがよくわかる。注射器がある。水戸納豆やポン酢もある。ふつうのレシピ本では、こういうものを発見する楽しみがない。これもこの本のすごいところだ。そういえば、フェランは来日した際、懐石料理にいたく感動したとのこと。けっこう日本の食材や調理方法が好きらしい。ああ、食べてみたい! 皆さんもこの本でエル・ブリの味を想像してみてはいかが? エル・ブリの一日―アイデア、創作メソッド、創造性の秘密 関連情報
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