Sixteen Years of Video Material [DVD] [Import]
実際はリージョンフリーなので日本製プレイヤーでも問題なく見れます
ただDISC1が片面PAL方式でもう片面がNTSC方式の両A面(?)なので入れるときご注意を。
PAL面を上にしましょう。
Best of Atari Teenage Riot 1992-2000 [解説付・ボーナストラック収録 / 国内盤] (BRC154)
打ち込みでハードコアな音楽といってイメージされるど真ん中な音、
それに沿った直球そのものの歌詞と思想、そして行動
それらが結実した盤は、思うほど多くない。
というか、隆盛を極めたこの分野でも本気の切迫度を持ちつつ
且つ一般リスナーが聴ける水準までの完成度を最後まで維持しつづけられたのはアタリが唯一と言っていい。
いわゆる本物である。
Sixteen Years of Video Material [DVD] [Import]
実際はリージョンフリーなので日本製プレイヤーでも問題なく見れます
ただDISC1が片面PAL方式でもう片面がNTSC方式の両A面(?)なので入れるときご注意を。
PAL面を上にしましょう。
Is This Hyperreal ? [ボーナストラック2曲収録・解説付・国内盤] (BRC293)
ATR12年ぶりの新作。
その内容は、以前のアルバムと比べて、ノイズが洗練され、圧倒的に耳触りのよいものとなりました。
また、Blood In My Eyesにおいては歌詞の中にポリティカルな視点を盛り込まず、サウンドも新機軸といえるものとなり、Shadow Identityに至っては「ポップ」ですらあります。
12年の歳月の中におけるアレックのソロワーク等を踏まえれば、当然の変化であるといえるでしょう。
サウンドの激しさはかなり減っているので賛否両論になりそうですが、僕はいい変化だと感じました。彼らの「演説」もだいぶ聞き取りやすくなりましたし(笑)
とはいえ、本作のインターネット関連を中心とした、「現在」の社会に訴えかけるアレックの歌詞は相変わらず切れ味鋭く、ライブでは再びそのアジテーションで暴動を巻き起こしてくれるでしょう。
中でもActivate!は新たなATRの代表曲になると思います。
Riot in Japan 2011 [解説付 / 限定国内盤] (BRC316)
私は去年、このATRの来日公演に行きました。
その時、一か月後にライブ盤が出る事を聞き、楽しみに待ってました。
まず購入して一聴、イヤホンがはちきれんばかりの爆音。
社会に、システムに対する怒りが凝縮された会場で、
メンバーたちの煽りで爆発する。
それぞれが普段抱え、どこか無意識に押し込んでいった爆発しそうな感情を
爆音ノイズと3人が繰り出す叫びが呼び起こす。
忘れかけていた当日のシーンが思い起こされる。これがライブ。
それぞれが抑えていたものを音と声で引きずり出す。
オーディエンスは身を任せ、各々の好きなように身を振る。
こういった感情に訴えかけるものはライブでは真っ先に優先されるべきである。
それがこのライブではまさに完璧になされている。ライブたるライブ。
セットリストも新旧合わせて申し分なし。
これからATRを知る人もベスト盤として聞けば入りやすいのではないでしょうか。
これを聞いてまたライブにいきたくなりました。