クロエ [Blu-ray]
基本的な話は、シンプルで
浮気を疑った嫁が、カマを掛けるという話。
修羅場が、そっちなの?とあらぬ方向に。
ちょっとレトロなエロサスペンスという雰囲気で、
教授、医者の夫婦なので、なかなかオシャレな家とか
ホテル、レストラン、公園など綺麗に撮影されてるし、
次のシーンの環境音が、前のシーンのBGMになったりと
地味な所に凝っていて良かったです。
雰囲気重視の映画だと思うので、ガツンと来る物はありませんが、
まったりいい感じです。
ソフトエロが好きな方はお試し下さい。
Love Affair [VHS] [Import]
エンパイアステートビルで待ち合わせをするという有名な話のリメイク版。邦題は「めぐり逢い」。メグ・ライアンとトム・ハンクスのSleepless In Seattleでメグが友達役のRosieと見て泣いている映画がオリジナルのようです。偶然、同じ飛行機に乗り合わせた男女が不思議な縁で恋に落ちる。二人とも婚約者がいるにもかかわらず…二人の人生はそこから少しずつ変わっていく。もう一度、笑顔で二人は再会できるのか。
正直言って、話の前半は面白くなかったです。もう見ないで他の映画に替えようかと思ったくらい。婚約者がいるのに、一生懸命に他の女性を口説こうとするなんて?と思ったから。しかも、かなりつれない感じなのに、そこまで頑張れるかなあ?と疑問が湧きました。二人がお互いの内面に触れあうところからは話もテンポがよくなって、最後まで楽しむことができました。有名な話なので、結末を知っている人も多いと思いますが、そこは見てのお楽しみP>個人的にはそこまでプライドが高くないので、「彼には言えないわ」という気持ちには素直に賛成できませんね。こういう恋もありなのかなとは思いますが。
クロエ [DVD]
全然、前評判を知らずに見たのですが、細かい部分でなかなか光る映画でした。
途中までは、都会のちょっと不思議でお洒落な話、といった感じで進みます。
娼婦クロエの、客に対する気持ち(心構え?)を話すところとか、今までにない独特な描かれ方だと思います。いわゆるビッチではなく、自分なりの姿勢を持って仕事に臨む娼婦という感じなので、それと対比して、ぐらついているキャリア主婦のほうが卑しく見えてしまうほどです。
何もかもが恵まれていながらも、男性問題になると「誰とでも寝るの?」と、まるで異星人を見るような態度で、類型的なことしか言えないキャサリン…それも分かるのですが、「検査は?」とビジネスライクにモノみたいに扱われても、スンナリ受け流すクロエのほうが娘ぐらいの年なのに優勢です。取り乱したキャサリンに思わず(あなたも慰めてもらえば?)と言いたくなってしまいます。(笑)
まあ、その予想ぽいものの通りに進むのですが、けっこうきつい感情の起伏を、俳優が役柄ごとによく検討してます。
リーアム・ニーソンはアフターライフで微妙にミスキャストっぽい役をやってくれたのですが、やっぱりこういう誠実ぽい役柄が似合いますね。
終盤近くから急にトーンが変わって、掌を返したようにクロエが魔性の女になってしまうのですが、この辺の変化はあまり描ききれてるとは言えず…無理にこんなお定まりのラストにしなくてもよかったような気がします。中盤までのトーンで、そのままお洒落な感じの心理戦でスマートに終わってしまうほうが個人的には好みですが、それだけでは観客動員数に差が出てきてしまうのでしょうか?
人間観察として見るととても面白い映画ですが、監督と脚本が実力がありすぎるのか、少し尺が長すぎるので、もう少し贅肉を絞るともっと良い映画になったような気がします。
それと、感情の起伏を土台にしたという割には、息子は引っ掻き回され踏みつけにされても、いい子ちゃんでコンサートやってるってどうなんだろ?、という気もしますが。。。
シャガール ダフニスとクロエー 特装版
ラヴェルのバレエ音楽とそれを編曲した組曲でタイトルは知っていました。
「ギリシャはエーゲ海に浮かぶレスボス島での牧歌的な恋愛詩」というコピーが、出版社の広告に掲載されていたように思います。
牧歌的という雰囲気に憧れていた頃に読みました。しかし、日本の牧歌的な情景とはあまりにもかけはなれた印象で、少々ガッカリしました。
でも、ボナールのイラストが挿入された恋愛詩は、絵画のようでもあり、音楽のようでもあり、またエーゲ海の風土感じられる文学でした。エグロガ(牧歌)とはこういうものなのかと思ったりしました。
三島由紀夫は一時、ギリシャに憧れたといわれています。若い時ギリシャを旅して『ダフニスとクロエ』をモデルに『潮騒』を描いたことはよく知られています。
SEE BY CHLOE CHRISTMAS COLLECTION 2011
妻のすきなクロエのプレゼント用にかいました!
届くと一流ブランドらしいとても品がある感じ。高級感のある表紙で、ちょっとしたプレゼントにもぴったりだとおもいました。
他のよくあるムック本はあまりプレゼントには向きませんが。。
妻も喜んでくれました。
付録に関しては、トートはしっかりしてます。普段使いによさそう。
パスケースはマジックテープをなぜつけたのか分かりません。マジックテープがついているだけで少し安っぽいなあと
個人的にはおもいました。
本は上原多香子さんの写真をみてびっくり。ちょっとメイクがやばいです。。
なんか、あんまり似合ってないのでは。。。
でも、外人さんのスナップみたいな写真はけっこう好きだったかな。
とまあいろいろ書きましたが、全体的に妻も喜んでくれて満足です。