アリス―Alice in the right hemisphere (角川ホラー文庫)
たまたまジャケ買いして、電車の中で読んでいたのですが、
焦ったぁ~。発作起こしそうになりました。
てんかん持ちの人で、たまたま何回目かの発作の時に
「あっち側の世界」に飛んじゃった人は、読むのを控えた方が賢明です。
下手すると引きずり込まれます。
たとえあなたの世界が
この本に書かれている世界とは異なる世界だとしても、
その時の感覚を、細胞レベルで思い出させてくれるので。
因みに健康的な人にはオススメします。
非常に良く出来たSFホラーです。
安心してハラハラしながら最後まで読める。
通勤、通学のお供にいかがですか?
神々の戦い(紙ジャケットSHM-CD)
楽曲は長く、しかもインストパートが多いので、あくまでラッシュのファン向けの作品です。
しかし、聴くごとに味わいの増す、いかにもラッシュらしいテクニカルな演奏が全面的に発揮された作品と言えるでしょう。
あまり面白いジャケのないラッシュとしては、脳みそをあしらったジャケが秀逸です。いまだに聴いていますが、それにしても朽ちない音楽です。
「アジア半球」が世界を動かす
シンガポールの外交官出身の学者による著作です。
日本では、世界情勢を扱った一般書は欧米の著者による物が圧倒的に多かった
ように感じますので、貴重な一冊であると言えます。
中国を始めアジア諸国のエピソード、欧米の著名人の発言などを引用しながら、
新興国の台頭や世界の変化を描き出しています。
政治・経済・軍事・社会・文化など多岐に渡る分野について、
日本を含め先進国からは見えにくい価値観や視点に気付かされます。
長期的な趨勢として政治やビジネスでも、アジア諸国との関わりは重要度を
増していくと考えられますので、これらの国々の価値観に触れておくことは
有意義だと思います。
しかし、アジアを美化している部分も見受けられますので、眼前の現実を考える
際にはその点は割り引いて考えるべきかも知れません。
いずれにせよ、私を含めてリアリズムに凝り固まってしまいがちな方には、新鮮
な発見があると思います。
Hemispheres
プログレはあまり聴きません。時間に余裕が無いと聴けないし、時間に余裕があればブルースやジャズを聴く私にとっては、プログレという選択肢は殆んど無いですが、これは凄くカッコイイです。
つまり、他のフィールドから見ても普遍性があると言うことです。
ラーゼフォン - ヘミソフィア
アニメ『ラーゼフォン』でこの曲を知り、購入しました。
坂本真綾さんの歌声と、若さ故の悩みや葛藤を表現した歌詞が相まって、聴けば聴くほど深くなっていきます。
人生を70歳までと考えたとき、まさに人生の半分も生きていない僕にとって、共感できる部分が多かったです。