花粉症・アレルギーを治す注射しない減感作療法の威力―欧米で話題のSLITとは
この治療法は残念ながら日本中に広がっていない。諸外国では一般的であるそうだが、本当だろうか。それなら日本でもどこでも治療してくれればいいのに。
カット+2
本体のアルバムについてはともかく聴いてください、としか言いようのない大変素晴らしいものですので、音質やボーナストラックについて記述します。
CDでの再発は1990年と早く、その後も2000年にリマスター盤が出ていましたが、両方ともオリジナルと比較するとのっぺりした音調で、BudgieのドラムもTessaのベースもいまいちでした。今回の再発はその辺りが完全に解消され、私の再生機器ではほぼオリジナル同様に聞こえました。もう少し音圧を下げてくれたらもっと嬉しかったですが、大変丁寧ないいリマスターだと思います。ミックスやバージョン違いはないと思いますが、これから聞き込む必要がありそうです。
さて、シングルB面曲やダブ、Palmoliveのいた頃のPeel Sessionsなどをはさんで、はじめて明らかになったデモ、ラフミックス集が二枚目のunCutです。今までDennis Bovellが何をしたかよく分かっていなかったのですが、これを聴くととても丁寧に作り上げていて、本アルバムが歴史的な名盤足り得たのはかなりの部分が彼の功績ではないか、と思いました。曲はもともといいし、8-Track Demoもそのままリリースできそうな演奏ですが、コーラスやテンポ、ミックスのメリハリなど、普通は聞き流しそうなわずかな違和感をさりげなく修正しているのがよく聞き取れます。もちろん聴く方もかなりの分析が必要でしょう。
ということで、これは絶対の買いです。買いそびれているヒトはこれをきっかけに購入しましょう。
LIFE AT SLITS ライフ・アット・スリッツ (P‐Vine BOOKS)
よくぞ、この膨大な証言集を編集してくれました。
心からリスペクト。
ガチに面白い、 まさに歴史回顧系ノンフィクション。
「あの時代はもう二度と来ない…。」
「じゃあ、これから何しよっか?」
そんなところまで、考えたくなる名著です。