世界が今夜終わるなら
まるで、空想の世界にいるかのような、過程の設定「今夜世界が終るなら」。
しかし、それはいつか必ず来る。いや、それでも来ないだろうって思う気持ちもある。
それは、来ないで欲しいって自分の勝手な願いがそんな気持ちにさせているのかもしれない。
GAKU-MCの曲でこんな歌詞がある
−いつの日か しかしそのいつの日かは やってこないかもしれない だから今 僕らは生きている−
この歌詞に答えがあるのかもしれないとふと感じた。
この本の大筋のテーマである、世界最後の日何をするか。
この歌詞のように「今を生きている」人であれば、最後の日であろうが、今までの生活の延長にある事を行う。
この本でインタビューされている人はみ大体みんな、そんな印象を受けた(必ずしも全員ではないが)。
結局、私はこの本を読んで思ったのが、
「今夜世界が終るなら」=「今を生きる」という事であった。
いつも、今夜世界が終るならと仮定して、毎日後悔のないように生きようと思えた。
だから私は、一緒に住んでいる家族に毎日「愛してる」と伝えようと思う。