日本フィル・プレイズ・シンフォニック・フィルム・スペクタキューラ Part4~エピック&西部劇篇~
1980年代以降、映像音楽の録音といえば、ジョン・ウィリアムズの指揮するボストン・ポップス・オーケストラとエリック・カンゼルの指揮するシンシナティ・ポップス・オーケストラによるものが、質的に突出したものとして存在してきた。
しかし、前者に関しては、オリジナル・サウンドトラックの演奏と比較すると、しばしば、演奏に生気を欠くことが多く、また、後者に関しては、近年になり、編曲に劣悪なものが増え、指揮者も精彩を欠くようになり、徐々にこのジャンル自体が魅力を失うようになった。
しかし、今世紀にはいり、日本フィルハーモニー交響楽団によってたてつづけに録音された6枚のCDは、上記の両横綱の録音と比較しても遜色のない、高水準の内容を誇るものである。
沼尻 竜典と竹本 泰蔵という有能な指揮者の的確な演出のもと、20世紀の古典ともいえるハリウッドの代表的な作曲家の傑作の数々が実に見事に奏でられている。
これらの演奏の特徴は、あえていえば、オリジナルの魅力を過剰な演出をくわえることなくありのままに表現していることにあるといえるだろう。
いずれの作品も、世界中に配給される映像作品の付随音楽として作曲されているために、もともと高度の娯楽性と表現性をそなえた作品である。
ここに収録された演奏は、それらの作品が堅実な職人性のうえに自然体に演奏されるだけで、視聴者に無上の歓びをあたえてくれることを明確に示していると思う。
いずれにしても、20世紀後半、正当な評価をあたえられることなく、ハリウッドの片隅において高水準の管弦楽曲を創造しつづけた数々の現代作曲家の労作をこうしてまとめて鑑賞してみると、あらためてそれらが実に良質な作品であることに驚嘆させられる。
そこには、紛れもなく、最高の職人性と大衆性が見事な結合を果たしているのである。
日本フィルハーモニー交響楽団による6枚のCDには、そうした身近なところに存在していた現代芸術のひとつの奇跡が封じ込められている。
荒野の決闘 <特別編> [DVD]
『荒野の決闘』は1946年のアメリカ映画。原題は“My Darling Clementine”。
ジョン・フォード監督による西部劇映画の古典的な作品である。主演はヘンリー・フォンダ。
ワイアット、モーガン、バージル、ジェームスのアープ4兄弟は、牛追いとなってカリフォルニアまでメキシコ牛を運んでいた。
その途中、長男のワイアットに牛を売らないかとグラントン一家の当主が商談をもちかけてきた。断ったのがあだとなったのか、
ワイアットがトゥームストンの街まで出かけ戻ってみると末の弟ジェームズが何者かによって殺されていた。
町医者をしているドック・ホリデイの女がアープの弟のペンダントを持っていたことから、
犯人がOK牧場のクラントン一家であることが分かった。
保安官に担った銃の名手ワイアットとアープ兄弟、ホリデイたちは遂に牧場主クラントンと4人の子供と戦うことになる。
最後の決闘は血糖も上がる映画史に残る名シーンである。
主題歌 『My Darling Clementin』が切ない
GLORY アカデミー賞の音楽たち
もともと「生茶」のCM曲を捜していたところ、このCDに辿り着きなんとなく購入したんですが、大当たりです。
TVやCMなどで耳にした事ある曲や、聴きなれた曲がたくさん収録されています。
普段、あまり聴いた事の無い西部劇系の曲がたくさん入ってて楽しめました。
映画サントラ好きの私も新しいジャンルを開拓出来た気がします。
車で聞き流すのに最適ですよ!!
荒野の用心棒 完全版 スペシャル・エディション [DVD]
やっぱりイーストウッドとセルジオのコンビは最高ですね!!そして、山田康雄さんの吹き替え最高!特にこのDVDでは、吹き替えの無い部分をとばして再生できるところが良い!かつて(大昔?)TVで初めて見た「荒野の用心棒」を思い出しますね〜。しかも、吹き替え版でCMなしと来た日にゃ〜〜!!!買って損のないDVDだと思います。超〜オススメ!