歌物語
薬師丸さんは歌手デビューする前から、
あの声で歌をうたえていたのです。
アナログレコード時代に「青春のメモワール」
という、企画ものが出ていて、
その中で、「野性の証明」オーディションで
岩崎宏美さんの歌を朗々と歌っている模様が
収められています。
「セーラー服」での歌手デビュー数年前にもう、
あの独特の薬師丸節は完成されていたのです!!
そしてそこに、来生たかおさんや大瀧詠一さんたちの
手腕がくわわり、このアルバムに収録された
名曲がぼくらの耳を釘付けにしていった訳です。
時代を経てもちっとも古びないこのリアルさは
なんでしょう?
薬師丸さんのボーカリストとしての凄みが
いちばんの原因だと思います。
こんな歌唱力持った人が「アイドル」だった時代が
あったというのも、よく考えたらスゴイ話ですね!!
ちなみに、「セーラー服」の頃のステージでの
バックバンドは、同じキティに在籍していた
センチメンタル・シティ・ロマンスでした!!
おっさんのマメ知識でした。
聴こう!!
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角川映画を代表する女優こと薬師丸ひろ子さんの代表作といえば、この「Wの悲劇」ではないでしょうか。女優を夢見るさえない女の子がある事件をきっかけにその夢を掴む事となる、だが、、、「私、おじいさまを刺し殺してしまった!!」の名台詞が当時、とても流行りましたよねぇ、私の大好きな映画です、この映画でも薬師丸ひろ子さんは主題歌を歌っているのですが、それがとても良いのです!共演者の皆さん、皆の演技が同等に熱くてそして素晴らしい、角川の名作映画をぜひ!。
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世良公則さんと出会って一夜をともにするシーンと最後のシーンが好きです。
劇中劇の稽古ではキビしい演出家の方に「学芸会じゃないんだぞ」と怒鳴られても、薬師丸ひろ子さんのどこを見ているのかわからない独特のまなざしはそのままだった、と何かの記事で読みました。
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薬師丸ひろ子、という女優は、30代以上の
ある世代にとって「特別な存在」であるように思えてならない。
スクリーンでしかお目にかかることができず、
(実際、20代の彼女は、テレビ出演が極端に少なかった)
その儚い歌声と美しい立ち姿、独特の空気をもった存在感。
そして、ほとんど何か憑いてるんじゃないか、と思える演技。
この「Wの悲劇」はその「憑いてる」感が特にはっきりしていた
作品だと思う。「顔ぶたないでよ!あたし女優なんだから!」
この台詞は、当時映画CMとしてテレビでもラジオでも
流れていたが、そのインパクトといったら。
それから、彼女自身が歌っていた主題歌も本当にいい曲だった。
行かないで、そばにいて、と歌いながら、実は、映画では
行ってしまうのは彼女。笑顔で、スカートをお姫様のように広げて。
あなたは女優。私たちの特別なひと。今でも。
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久しぶりの平井節炸裂な新曲に感動しています。
基本的には、彼の唄うバラードが好きなのですが、今回の曲はメリハリがあって、聴いてるだけでも難しい曲を唄いこなしてるな、やっぱり凄いなと感心しています。
Woman〜Wの悲劇より〜では彼の得意とする昭和ロマンで、ノスタルジックな世界へと導かれていくようです。
歌バカの生き様として、そんじゃそこらのシンガーではないことを、改めて実感できる仕上がりとなっています。
さすが平井堅といったところでしょうか…