クローサー
戯曲の内容はとても面白いです。男2人、女2人のみの登場人物が、順列組み合わせ的に恋愛関係になる話なのに、ロンドンの風俗を取り入れたおしゃれな恋愛ものに終わらず、いろいろ考えさせられました。しかし、訳注が多すぎるため、ドラマに集中できなかったのが残念です。実際、本書は造りが変わっていて、翻訳書というより大学の授業の副読本のようです。たとえば、登場人物の一人が名前を二度くりかえす箇所に注がついていて、これには彼女がもう一度生きてみようという決断が隠れている、と書いてあります。ここまで来ると解釈の押し付けです。割注ではなく、注はすべて下段にまとめてあるので、ジュリア・ロバーツほかの有名スターが顔をそろえる映画版の予習のために読む人は、注を無視するのがよいでしょう。
Closer
最小限の状況説明と
淡々としたせりふで進む物語。
映画にもなっていますね。
私は映画も原作も両方見ましたが、興味深いです。
せりふだけで、本人たちの気持ちや状況がこんなにも伝わるのかと・・・
それだけ言葉選びに関しては天才的なんでしょうね。
映画の中での名台詞もちゃんと原作に入っています。
はっきりいって、どうしようもない駄目男と、そんな男に
ひかれてしまった女性、信頼と裏切り、うそと真実、
とにかくどろどろした話です。
実は映画はあまり好みではなかったのですが
どうしても文字としてこの物語を感じたかったので読んだのですが
大正解でした。
言葉の運び、間、淡々とした進行、
静かに始まって、静かに終わっていく物語です。
せりふだけですが、これは物語であり哲学です。
私なんかの言葉ではうまく説明できないですね。
レゴ クリエイター グリーン・グローサー 10185
カフェコーナーよりも色調が好みで、気になって仕方がないので、買ってしまいました!(私にとっては高価)
子供(7歳)と一緒に作って、4日かかりました。4層(屋根部分を含め)に分かれているので、ほぼ1層につき1日の目安で作りました。冷蔵庫、郵便受け、柱時計、暖炉などのディーテイルも素敵です。
基本パーツの使い方のバリエーションも広く、勉強になりました。
玄関に飾っていますので、時折子供の友達が、1層ごとにはずして中を見て遊んでいます。
建物の裏側も楽しいので、ターンテーブル(レイジースーザン)の上に置けたら良いのですが・・・。
他のレゴのセットと違って、「バラしてもう一度・・・。」とは考えられない大作(私にとって)でした。
クローザー <シックス・シーズン> コンプリート・ボックス [DVD]
撮影開始から7年という長寿ドラマとなったこの『クローザー』ですが
このシーズン6もいつもの顔ぶれと綿密なストーリー構成で
圧倒的なパワーと完成度であっという間に見きってしまいました
毎度のことですが主演女優である「ブレンダ役」のキーラ・セジウィック
あの琴線に触れるかのような演技を超えた演技が
シーズン6でもさらに磨きがかかっていて
彼女の一問一答に引き込まれ最後には本当に胸を締め付けられるような
あの切なさや感動がさらに厚みを増しています
ブレンダをささえるチームの面々も相変わらずのユーモアや演技
でとにかく笑わせてくれます
ブレンダの天然キャラも相変わらずですけど・・・^^
笑いあり、涙あり、感動あり、スリルあり、緊張感ありで
とにかく今シーズンも間違いない仕上がりでした!
本当にクローザーというドラマとこの女優に出会えたことに
感謝です。
またキーラ・セジウィックは環境保護活動に力を入れており
夫は俳優のケヴィン・ベーコン(夫婦仲は大変良いみたいです)
公私ともに憧れの女性像として大変注目され続けております
一本筋の通った女性ですね
見ている方には十分すぎるほどこの女優の魅力はわかっていると思いますが
まだご覧になられていない方には是非見ていただきたいと
自信をもってお勧めできるドラマの一つです
シーズン7が楽しみですが
終わってしまう悲しみの方が強いです・・・。