ELO (Electric Light Orchestra) - Telephone Line
ZOOM ツアーライブ [DVD] |
まだこれを書いている時点では日本盤を手にしていないので、US盤についてですが、細かいことはUS盤の方を参照して下さい。とりあえずお勧めすべきかどうかですが、Zoomが気に入って、これまでのELOアイテムを大概持っている人になら是非お勧めです。Jeff Lynneが現在なおELOという名前を背負ってこれだけのテンションを見せてくれるのは感動ものです。 さて、もちろん今回のステージにRoy Woodは登場しません。また、このライブはZoomのプロモーション目的でクローズドで行われたものですので、実際にはツアーはなされていません。さらに、Wembleyライブのような大がかりなセットは使われず、「宇宙船」は登場するものの昔よりつつましいものになっています(Jeffによると、「小さいけど速いんだ」ということですが)。というわけでギミックの少ないガチンコELOを楽しみたい人は是非どうぞ。 |
Live at Wembley: Out of the Blue (Dol Dts) [DVD] [Import] |
これまでELOのウェンブリーライブはVHS、LD、DVDで何度も再発されましたが、テレビ放映用に編集されたので、1時間にカットされた上にオーディオはモノラルでした。しかもアルバムの音が上からかぶせられるという暴挙に見舞われました。このツアーで事前録音されたテープが使用されたのは事実ですが、コンサート全編に使われたわけではなく、使用場面は限定されていました。これまでの製品では全体にテープをオーバーダブすることで、あたかも全編がテープ使用されていたような印象を与えました。宇宙船コンサートの実態がいかなるものであったか、それはこの新製品を聴けば(敢えて「見れば」とは言いません)わかります。
(ビデオはこれまでと変わっていない時代物で、収録曲も同じです。でも、「音だけ」のためにでも手に入れる値打ちありです。Region freeなので日本のテレビでも見られます) |
ベリー・ベスト・オブ・ELO |
デジタル・リマスターされたELOのベスト・アルバム!
選曲の面でやはり「コーリング・アメリカ」や「ロンドン行き最終列車」が漏れているなど、アメリカ、イギリスなどのマーケットの違いからか、「VERY BEST」とはちょっと言えないかもしれませんが、それでもこの20曲を聴けば、こんな素晴らしい曲がよく集められたとニンマリしてしまう。 ただ1つ、「ザナドゥ」は、今までのオリヴィアのとびっきり澄んだVoのヴァージョンのほうがよかったのに。。 それにしてもデジタル・リマスターとなればELOの楽曲は極上サウンドとして見事によみがえる。 |
タイム |
T2がTV版「電車男」のオープニングにも使われ、再び脚光を浴びたELOの81年発表のアルバムです。ELOといえば「世界で最小にして最高のオーケストラ」といわれたストリングスアレンジをサウンドの売りの1つにしていましたが、前作「ザナドゥ」から、コンピューターサウンドを大々的に取り入れ、新しいステージに入っています。その結果、「無限の時間」をテーマにしたコンセプトアルバムであることとも相まって、スペースファンタジーとも呼ぶべき、スペイシーな広がりを持ったサウンドになっています。また、もう一つのサウンドの売りであった「世界最高のメロディーメイカー」の1人であるジェフリンの生むメロディは相変わらずであり、ELO最高のキラーチューンと呼ばれることも多いT2を始め、曲の良さでは名作「ディスカバリー」「アウトオブザブルー」に匹敵する物になっており、多くの方にお奨めしたいアルバムです。 |
ザナドゥ |
オリヴィア・ニュートン・ジョン主演映画のサントラではあり、LPでは、オリヴィアサイド、ELOサイドに曲が分かれていた。いずれのサイドも曲が充実しており、オリヴィアサイドでは、NO1ヒット「マジック」、クリフ・リチャードとのデュエット「サドンリー」、ELOサイドでは、「アイム・アライヴ」「オール・オーヴァー・ザ・ワールド」、として両者によるタイトル曲と10曲中5曲がヒットした、ベスト盤のような構成となっている。 特にELOは当時全盛期であったこともあり、ELOサイドの収録曲はすべて高水準で、ELO好きの人は是非一聴を。 |
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