BAMBOO BLADE B(8) (ガンガンコミックス)
なんと言っても部長のカッコよさが際立つこの巻。今まで肩書きだけと思われた部長が真の実力を発揮する!
という所だと思います(笑
剣道全体にスポットが当たってていいと思います。別の雑誌だと脇役を疎かにしがちですが、こちらは脇役を立たせることにより話が盛り上がります。
次も楽しみです。
BAMBOO BLADE B(7) (ガンガンコミックス)
7巻にして、剣の道を歩む決心を固めた(という程でもないのかもしれませんが)主人公、これまで技術、体力に非凡なものがありましたが、ここに心が加わって、心技体の充実によってさらに目覚しい成長を見せることでしょう。
そして、大会で勝つことでさらなるライバルたちとも出会います。剣道小町も登場し、彼女たちとどのように戦い、勝ち、負けるのか。既に世代日本一の剣士を知るユウにとっても未知の強豪との対決は厳しいものです。自分が成長し、それを意識するライバルも成長する。また指導者の成長も描かれ、ユウを中心とした正のスパイラルが生じてきています。
ここまでが序章、ここからが物語の本番なのでしょう。さらに目を離せなくなった本作ですが、ユウの活躍によりこのまま世界が広がっていくと、旧作のキャラなんかも登場したりするのでしょうか。本当に目が離せませんね。
マテリアル・パズル ゼロクロイツ(9)(完) (ガンガンコミックス)
8巻の衝撃の展開とどんでん返しからの9巻。
生き残った人間達があがく完結巻です。
個人的に一番熱くなったのはベルジとメルパトラの対話。
絶望的な状況に意気消沈し続けていたメルパトラが
ベルジの真っ直ぐな言葉から希望を見る流れ。
それを起点に思いはそれぞれに一つにまとまっていく仲間。
思えばずっと生き残った側の心情に焦点を置き続けていたお話だったように思います。
ベルジは8巻でああなっても尚存在感を示した主人公。
そしてメルパトラは可愛い。強い。
全9巻と長すぎず盛り上がったまま駆け抜けてくれた漫画でした。
最後まで楽しませてくれた土塚・吉岡両先生に感謝。
あとがきは作画の吉岡先生のマテパ愛が溢れていて顔が綻ぶ。
他にも締めの巻だけあって無印との繋がり満載で無印ファンのテンションは上がること間違いなし。