うさぎとトランペット (新潮文庫)
中沢けいさんの『楽隊のうさぎ』は、吹奏楽になじみのない自分でも、
音楽のすばらしさが生き生きと伝わってきました。
部活動をやっていたときのドキドキ感を思い出しながら読めましたし、
演奏直前、特にブラシを探しに行くくだりなどは感嘆の出来でした。
さほど目立たない主人公の成長を、うまく描ききった名作です。
続編を見つけ、期待して読んだ本作ですが、
■『楽隊のうさぎ』を読んでいないとさっぱり。読んでいた自分も、
途中まで田中さんがだれかわかりませんでした。
■物静かな主人公と、親友のミキちゃんは、思春期のように気持ちが
複雑で、どうも感情移入がしにくく感じました。
最後までどうも中途半端です。前作では余韻を残す終わり方が
よかったのですが、今回は…
■前作のように、音楽に入り込める感じがありませんでした。
少し前作にもたれかかってしまったのと、やはり小学生ではなく
中学生の描写に適性があるのかな、というのとで消化不良でした。
とはいっても1日で読みきってしまったんですけどね。
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楽隊のうさぎ (新潮文庫)
フィクションの場合、読者と小説の相性があるので、一概には言えないが、私の場合はたいくつで途中で読むのをやめようと何度か思った。
いちばん気になるのは「視点」の問題。特定の人物の特定の場面では「もうええわ」と思うぐらい懇切ていねいな感情描写があるのに、一方では、けっこう大事な点でもびっくりするくらいあっさりとスキップしてしまう場面もある。
また、さまざまなエピソードを展開しておきながら、「結局どうなったの?」という感じで、何の処理もなされず終わってしまうものもいくつかある。たとえば、いじめをする相田守に何が起こったのか、盗難が相次ぐささくれだったクラスは結局何だったのか、主人公の両親の問題はどうなったのか、博多での茶髪の少年は誰でどんな位置を占めているのか、田中さんとの関係はどうなったのか、などなど数え上げればきりがない。
もし、これが主人公の視点からみた1人称の小説であれば、「私たちはみんなわからないことだらけの人生を生きている」とか、「少年期の不安定な気持ちはこんな感じ」というふうに理解できるのだが・・・・・。
また、たぶんブラスバンドをやっていた人にとっては、曲のイメージやそれぞれの楽器が具体的にイメージでき、それを演奏する個々の登場人物も彩りをもって読めるのだろうが、私の場合、「ずいぶんたくさん登場人物を出してくるなあ」と感じ、それぞれがあまり感情移入できなかったので、かなりしんどかった。
もう一つ気になるのは、「うさぎ」の存在。私自身は、こんなふうに心に住む別人格のような存在がないので、「何のこっちゃ?」という感じだった。
私はだめでしたが、もちろん、このストーリーに共感できる人も多いとも思います。買う前に50ページほど読んでみて自分が感情移入して読めるか判断してから購入するといいと思います。
奈落の花
「奈落の花」
→Aメロとサビのメリハリがあって、
真相は明けるけど、サビ部分にも
闇を連想させるものがあるので、
また闇へと還されてしまう。
曲としても、すごく良かったです。
「FLOW」
→カップリングですね。
昔に流行った曲ようなテイストで、
何故かカフェオレを思い出します。
リズム感があるので、
ノリやすく、歌いやすいと思います。
島みやえい子さんが歌うからこそ、
味のある仕上がりになっているのではないでしょうか。
ひぐらしのなく頃に
最初に「雛見沢村」という迷路に迷い込んでしまった感じですね。
そしてさまよい続けてやっと出口が見えたと思い、そこから抜け出そうとするが、また入り口へ戻されてしまう、という感じです。
最後の「聞こえていた声はもうない」の後ぶつっと音がきれるんですが、それがまた迷うというかんじで怖かったです。
ひぐらしファンは買って損はないです!
それ以外の方も「たかがアニソン」と思わないで聞いても損はないと思いますよ!