Bobby Womack IN CONCERT [DVD]
Josh GrobanのTV放送コンサートの模様を収録したDVD作品。とにかく新人アーティストと思えない完成度の素晴らしい感動出来るコンサート。これを観た人は誰もが日本公演を切実に希望すること間違いなし!
Poet I & II
この人の評価ってのは現在どうなのだろうか?たまたま覗いてみたらいくらも書き込みがないので思わず書いてみた。
少なくともこの二枚が出た当時は日本でもそこそこ話題になり賞賛されたと記憶している。
確かにこれ以後の作品はマルチな器用さが仇となったのか、時流を睨んだ作品に傾き逆に印象を弱めてしまったということはあった。
しかし、この二枚はそんな彼の特徴がいい形でバランスの取れたこの時代のソウルの傑作である。そんな作品がひとまとめでこの値段とは、、、
再評価されたらバラ売りされる位のクオリティーはあると思うから、今のうちに買うべし!
プラスティック・ビーチ (エクスペリエンス・エディション)(限定生産盤)(DVD付)
やはりデーモンアルバーン、天才です。
ミュージシャンとしてでも、ボーカルとしてでも、ソングライターとしてでもありません。実はこの人、もともとプロデューサー的な能力が天才的なんです。
このアルバムはあまりにもたくさんの人とコラボしていて、誰が参加しているのか全く把握しきれないほどですが、アルバムとして全く散漫な印象がありません。むしろそれどころか素晴らしいコンセプトアルバムと言えるほどです。
曲ごとにおそらく参加しているアーティストが違うと思われるのでアルバム全体としての音を語るのはそもそもナンセンスなのですが、あえてそこを語るなら、キーボの背景的な使用、骨太のベースライン、牧歌的だがどこかねじれた旋律などが新要素として耳に残りました。(キーボではなくてギターに特殊なエフェクトをかけている音なのかもしれませんが)
一人とコラボしただけで焦点をしぼりきれないアーティストが多いのにこの統一感は圧巻の一言。やはり流石はデーモンです。the good, bad, and the queenで正反対のグルーヴを持つベースとドラムを見事共存させたように、またここに奇跡のミクスチャーサウンドが実現しています。
ファーストのころはところどころでブラーとの共通点も見えましたが、アルバムごとにブラーからの飛距離を増し、もはや音楽的な共通項は見当たらないほどに。
ラストアルバムにふさわしい充実した傑作になっています。
DVDは作成中の映像カットの寄せ集め。作成を楽しんでいる感じは伝わってきて興味深いですが、個人的には繰り返して見たいようなものではなかったです。
P.S. ラストアルバムじゃないかも…だそうです。曲がめっちゃ余ってるとかなんとか(by デーモン)。聴きたい…!!
ジャッキー・ブラウン
マニアックな選曲が最高。個人的にはグラスルーツや、ランディークフォードがとても気に入ってます。タラ作品でおなじみの曲間の喋りがちょっと邪魔な人もいるかと思いますが、映画の場面を思い出せ、まあいいかなと思います。