零戦 里帰り飛行 1995.5 竜ヶ崎飛行場
1/48 川崎 キ100 五式戦闘機 1型乙“明野教導飛行師団" |
五式戦の明野教導飛行師団デカール、特に「鉄脚のエース」檜與平少佐の搭乗機バージョンがあることから、ファンにとっては是非にも手に入れたいと考える方も多いと思います。
プラモ内容もさすがにハセガワ製らしく、細かい部分にも目がいきとどいていて大満足な内容です。 ただ難点が一つありました。デカールの使い勝手の悪さです。 デカールを張っていこうとすると、水から出してデカールずらしたとたん丸まったりよれたりしていきなり挫折しました。 私がデカール貼るの下手なのもあるかと思いますが、今まで作ったプラモの中で1、2を争うほどの難物でした。仕方なく別のプラモで余っていたデカール(こっちは難なく貼れました)使ったり、失敗して貼れなかった部分は塗装してイメージを再現しました。 たまたま私が買ったキットについていたデカールが不良品だったのか、それとも私が下手なだけなのか分りませんが、もしデカールの仕様が変わってこのようになったのなら、新作のハセガワ製プラモはちょっと気をつけないとと思っています。 |
1/48 傑作機シリーズ NO.103 三菱 零式艦上戦闘機 五二型/五二型甲 |
名作にして大傑作キットタミヤ1/32零戦52型はなかなか手が出しにくいな〜とお迷いの諸兄には、この1/48をお勧めします。
全体のフォルム、コックピットや栄エンジン、機体表面のディテールなど1/32をそのままスケールダウンしたような印象。 箱を開ければ精密な部品の山が現れ、嫌が上にも製作意欲を掻き立てられます。 組み立ても殆ど隙間無く、全くといっていいほどストレスを感じません。 塗装を含めて3日で完成! こんな秀逸なキットですので手を加えるところは殆どありません。 (小生の怠慢?) だから塗装に凝ってみました。設定は唱和19年2月頃のラバウル航空隊で大活躍していた日本海軍のNO.1エース・岩本徹三中尉の愛機。 中島製のカラーリングで胴体には鬼のような桜の撃墜マーク! (手持ちのジャンクデカールより調達) 使い込んだ機体を再現する為に銀のハゲチョロ塗装をややオーバーに施し、濃緑黒色も南洋の強烈な日差しに晒されで色あせしたくすんだ色調にしました。 数ある52型シリーズでも最も零戦らしかったこの52型、52型甲を自分なりの作品にして楽しむのも一興です(武装強化型の52型丙は、次々に繰り出す米軍の新戦闘機への苦肉の策で格好良いけど痛々しさを感じる)。 |
川崎キ100五式戦闘機 (エアロ・ディテール) |
エアロ・ディテール久々の新刊、五式戦闘機です。
RAF博物館所蔵のキ100中期生産型、16336号機を徹底的に取材しています。本機は唯一の現存機として、他書にも写真が掲載されてきましたが、本書では、サイゴンで捕獲されて現在に至るまでの本機の経歴や、あと5年残っていれば処分されなかった、別の13012号機の運命など、過去20年も本機のレストアと調査に携わってきた、日本機研究家の著者によって詳細に記されています。そして、もう見られないレストア中の細部写真、オリジナル塗装が残るコクピットや胴体内部、エンジンや降着装置などを、様々なアングルから撮影した、約200枚のカラー写真で解説しています。同博物館でとても大切にされていることも伝わり、五式戦のファンとして感激しました。 また、電気系統や燃料系統、射撃兵装図、胴体断面形、各翼内の桁の配置まで、機体内部を細かく図解したイラストも、その多くが著者にしか描けないものでしょう。巻末に纏められた大戦当時の写真12枚は、文林堂の世界の傑作機No.23掲載のものより鮮明でした。塗装とマーキングの記述は控えめですが、貴重な16336号機を知り尽くす一冊として、本書は大戦機ファンやモデラーを満足させる内容だと思います。 |
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