Night Head Genesis Ep.2 part2
AYA KAMIKI Greatest Best(DVD付) |
予備知識なし、ロック系・Gizaということだけ知っている状態で購入。
まだ聞き込んでいるわけではないけど、思ったよりハードではなくポップで、まあ好み。 ただ、やはり所々Gizaっぽい感じが(汗) #どういう感じかは説明が難しいけど(笑) レーベル色を出すこと自体は悪いことじゃないと思うけど、この路線にはいまいち合わないような気がする・・・・ |
明日のために~Forever More~(初回限定盤)(DVD付) |
2作目のアルバム。ボーカリストとしての能力は日本のシンガーの中でもトップクラスの上木彩矢。インディーズからメジャーデビュー、1作目のアルバムへの流れの中で一貫してハードなロックを発表し続けてそこそこ知名度を得た彼女のリスナーからすれば、この2作目は抵抗がある人がいるのは当然だと思う。が、彼女のボーカリストとしてのエリートさからすれば、どんなジャンルでもこなせるし、この作品に収録されたポップ曲は、次へのステップとしてむしろ常套手段であったのかもしれない。3作目ではハードではなく、いわゆるポップロックへ移行(言い換えればロック回帰)してより洗練されたサウンドを作り、移籍後のデジロックへと進化を遂げていく。と、このようなプロセスを見た今、この2作目を再び聞いてみると、ポップに底流するロックエッセンスがひしひしと感じとられるし、むしろ彼女が発表した作品の中では音がロックしているのはこの作品が一番なのではないかとさえ思う。それは歌詞の世界やボーカルスタイルだけではなく、サウンドに現れている、Beingを支えた90年代のロックスピリッツを継承しているかのような世界観だ。今後更なる進化が期待できる彼女だが、新譜が発表される度に、この2作目に立ち戻って、彼女の持つ潜在的なロック(ジャンルとしての狭義のロックではなく)を確認し続けていたい。上木彩矢の根幹に一番近づけるのがこの作品であるような気がするのだ。そしてその彼女のボーカリストとしての能力によってしか表現できないポップの秀逸さがここにはある。 |
輝け!木曜ドラマ王 90’s |
この手のオムニバスの良い所は、既に歌手活動を引退してしまった人の作品が、ひょっこり復活したりするところである。今回は、ビリー・ヒューズ(Billie Hughes)の「とどかぬ想い(Welcome To The Edge)」がそれに当たる。アメリカでもTVテーマを作曲し、歌っていた彼だが、向こうではドラマ主題歌の地位が低いため、ソロCDは日本で出たあの1作しかない(バンド時代は2作あるが)。既にシングルもアルバムも廃盤。1作だけあるコンピはCCCDになってしまったので、通常CDでの初復活は密かに嬉しい。
悲しみは雪のように/浜田省吾、PRIDE/今井美樹、There will be love there/the brilliant green 等が収録されているから、内容は悪くない。ただ、決定的に目玉となる曲がないのが問題かなぁ。もっとも木曜はバラエティ優勢で、ヒットドラマは元々少ない。あっても、刑事モノや病院モノが多く、主題歌が売れない曜日なのだ。 Sonyが音頭を取ったのに欠けているなぁ、と思ったのが、「P.S. 元気です、俊平」の主題歌 Hysteric Blueの「なぜ…」 だが、メンバーがその後、重大事件を起こしたからだろうなぁ。 |
NIGHT HEAD 劇場版 [DVD] |
結局、ドラマの映画化というのはファン対象なんだと思いました。でも「ケイゾク」よりは親切か。しかし、ファンではなくとも楽しめたデビット・リンチの「ツイン・ピークス ローラ・パーマー 最期の7日間」ほどの個性もない感じ。飯田譲治監督の映画は大味でイマイチ印象に残らなかったりする。さすがに血まみれのカフェのシーンは楽しめましたが。 |
NIGHT HEAD・覚醒 (角川ホラー文庫) |
有名なテレビシリーズも劇場版も見ていないで、本だけ読んだのですが、素晴らしい筆力にぐいぐい引き込まれて、「覚醒」「邂逅」「未来」編と、あっというまに3冊とも読み終わりました。 超能力という使い古された道具を、それを持つが故に社会に受け入れられないという不幸、という新しい見方をしているので、設定に「お決まり」さを感じません。 この作品では超能力は、物質文明に追いやられた人間の「こころ」のメタファーとして使われてるのです。 苦しみを乗り越えて成長していく霧原直人・直也兄弟の物語を追いかけていくと、自分にも彼らと同じ苦しみがあることに気づき、この兄弟がとても親密な友人に感じられることでしょう。 ホラーというより、むしろ読んでいて勇気の湧いてくる小説です。 是非多くの人に読んで欲しいと思います。 |
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