仮面ライダークウガ
はっきり言って楽しいです。私的には『☆5つ』あげたいです。
しかし、冷静に『分析』してみると、
『クウガ』が好きな子供にとっては、操作は難しいですね。
子供にとっては『アギト』の方が、操作は楽でしょうし。
何気に『格闘ゲーム顔負けのコンボ』とかがあります。
ゲームに慣れていて、『クウガ』が好きとなると、
どうしても、対象年齢6歳以上とかになりそうですから。
ともあれ、おじさんの感覚から「ゲームとしての出来」は悪くありません。
はっきり言って『アギト』より面白いです。(知らない人でも遊べます)
難点は原作との連携が甘かったのか、グロンギが『メ』で止まっています。
『ゴ』の怪人や『ン・ダグバ・ゼバ』が使えればもっといいのですが。
パッチギ! オリジナル・サウンドトラック
この映画をみて涙が止まりませんでした。イムジン河という名曲が流れると自然と涙がこぼれます。こんなに抑制の効いた曲は初めてです。
♪ふるさとをいつまでも忘れはしない♪という歌詞がいつまでも心に残ります。
メゾン・ド・ヒミコ The Original Soundtrack of “La Maison de Himiko”
細野さんの音に対する向き合い方が強く感じられる作品。
人間の皮をずるっと向いて本音だけを取り出したらこんな音になりました、と言っているみたいな感じ。
なんともあけすけで、大らかで、それでいて繊細な音とリズムに不思議な感動を覚える。
又、DISC2を聴いていると映画がもう一度見たくなる。
映画で使用された園まりの「逢いたくて逢いたくて」やドボルザークの「我が母のおしえたまいし歌」、筒井康隆のナレーションなどが結構心に沁みる。
DVD買おうかな・・・。
奇跡【限定版】 (初回限定生産) [DVD]
映画のジャンルとしては、「スタンド・バイ・ミー」の系譜を引き継ぐものだと思います、少年たちが冒険に出る、「決行」までの高揚感は「スタンド〜」を彷彿とさせます。でも、「スタンド〜」と決定的に違うのは、彼らの計画を大人を含む多くの人たちの『思い』が影に日向に支えていること。
主演の子供お笑いコンビ「まえだまえだ」の個性もあって、映画の印象はじつに明るくてユーモアたっぷり。しっかり者の兄が物語的の展開を牽引し、天真爛漫な弟が、不確定要素を作り出して物語にメリハリをつける。さらに、二人の同級生達や周囲の大人達のエピソードが、ある種の群像劇の様に絡んでくる事で、物語を重層化しています。
主人公の小学生兄弟をとりまく大人たちとして、大塚寧々、オダギリジョー、樹木希林、橋爪功、夏川結衣、阿部寛、長澤まさみ、原田芳雄といった豪華な顔ぶれが並んでいますが、主演の前田兄弟がこうした大物たちにまったく負けていないのが凄い。名子役が大人の役者と演技で火花を散らすというわけではなく、文字通りナチュラルな演技。子供がそのまま映画の中で自由にしているのに合わせて、大人たちが応対しているような感じかな。本作に登場する大人達は、皆哀しみを抱えているが故に暖かいというのもあります。
両親の離婚は子供にとって大きな事件だし、家族が離ればなれになって暮らさねばならないのも辛い。それでも子供は「今この時」を全力で生きている。その生き生きとした生命力のほとばしりが、この映画の最大の魅力。また、偶然にも3.11を経験した日本人にとって、大いなる問いを投げかける作品となもなっています。まるでその場の空気を切り取ったかの様な、九州各地のロケーションも美しかった。
本作の元々の企画は、九州新幹線のPRからスタートしているようですが、新幹線そのものはクライマックスのすれ違い場面に登場するだけ。JR九州は、度量の大きなところを見せた格好ですね。でも、企業イメージ好感度は確実に高まったと思いますよ。(笑)
世の中必ずしも、自分たちの思うようにはならない。それを受け入れて生きることを決めた時、子供はほんの少しだが大人になるのだ。