100曲クラシック=ベストが10枚3000円=
クラシックほぼ初心者の私が購入して約1年。
聴いているうちに曲名を覚えることはもちろん作曲家ごとの特徴や、
他のクラシックのCDなどを聞いても演奏の良し悪し(好み?)が判るようになってきました。
お気に入りの作曲家が出来、その作曲家だけのCDを購入したり
クラシックファン初心者として良い一歩を踏み出せた気がします。
ただ気になった点をあげておきます。
○「ベスト100ピアノ」も購入しましたが、そちらと音源が同じらしく、
重なる曲が多かったです。(オペラのオムニバスともかぶってました)
○紙箱は不便なので100円ショップでアルバム式のケースを買って収納しました。
○ピアノの発表会定番の曲も多いのですが、はっきり言ってお手本にならない演奏もあります。
(下手というわけではなく、まあ、個性的?)
ドビュッシーの「夢」がギターバージョンで入っていたのは嬉しかったです。
パッヘルベルのカノン/イ・ムジチ~バロック名曲集
昔、浜松のアクト・シティへ、イ・ムジチを聴きに言った事がある。
2001年9月のテロの直後、10月位だった。
其の頃は、みずほのデイトレーディングは辞めて、タートル・スープ中心で
短期売買をしていたが、利が乗った玉をホールドしたまま、
クラシック・コンサートへ出掛けて行く等、「文化的生活」を
送っていた頃だ。
アクト・シティのコンサートでは、十八番の『四季』と、『アイネクライネ・
ナハト・ムジーク』其の他だった。『アイネクライネ』についちゃ、
イタリア人が、モーツアルトを演奏るとこんな感じなのか、と言うくらい
「のたああああああああ〜」っとして、其れなりに面白かった。
因みに、アクトの中ホールは、音響が良いので、この『ナハト・イェーガー』の
凄っげえ間延びした感じは、CDか何かで、忠実に再現しようとすると為ると、
巨大なリスニング空間と、スピーカーを中心にハイクオリティの
オーディオ機器が必要に為るかも知れん。
さて、パッヘルベルのカノンを始めとするこのCDだが、
聴き所は、矢張り、『アダージオ』である。他の演奏家と聴き比べて見ると、
「正調」としか言い様の無い、良い意味での「御手本的」な演奏。
スタンダード・「基準・標準」と言っても良い。
其れ以外は、ハインツ・ホリガーである。オーボエの、現代を
代表する名手の演奏が堪能出来る。最初は、イ・ムジチを聴きたくて
此れを買ったが、ホリガーのオーボエを聴きたくて、
『テレマン無伴奏オーボエ』を買ってしまった。
歳を喰うと、バロックばっかしである。
若い頃みたいに、シンフォニー聴いて、下手に「ロマンティック」な
気分に為ったりすると、相場に影響する事も有り得る。
他人は如何かは、知ら無いが、此れも「節制の一部」である。