芸能界の裏表のような本かと思いきや、その期待は裏切られる。裏表のみならず、報道のあり方、人としての情報の取捨選択についても語られている非常に興味深い本。 芸能レポーターと言えば「しつこい」「プライバシー侵害」などというが、実際のところは芸能人も都合よく使っているというのがよくわかる。 インターネットに注力するとの事、これからのジャーナリスト活動に期待したい。
芸能レポーターである著者が、芸能界における噂やスキャンダルの構造などを、著者自身の体験や芸能人の有名なケースなどを織り交ぜつつ解説した作品。また、放送局におけるワイドショーの扱いなどを主な例に出し、マスコミの偏向報道や視聴率との関係性などを焙り出している。 内容の大半は外から見ていても推測が付いていたものだが、具体例がTVやスポーツ紙などでなじみのあるものなので大変理解しやすい。扱っている例が「芸能界」という特殊な世界であるため、一般人に当てはめることは難しいが、マスコミの報道などを読む解く際には大変参考になる作品である。
酒井法子は芸能人であり、日本人なら大抵の人は知るビッグネームである。
この人が行う事は良い事も悪い事も社会に影響を与える。
酒井法子が今後、芸能界復帰をしたなら一般市民は社会がシャブ中を許容したとみなすだろう。
芸能界は普通の職業とは異なる、本人も希望してるとおり福祉関係で職を求めればいい。
覚せい剤は再犯率が異常に高い事は周知の事実だ、一回手を出すともう後戻りは出来ない。
一回の失敗でも許されないのである、このことを理解してない人が多すぎる。
この本はシャブ中は社会から叩かれるという事を示すいい材料だと思う。
|