京都撮影所に自殺した母を持つ美少女があらわれ、歯車は回りだす。 白蛇伝説をベースに脂の乗ったエロスとホラー。 息つく間もなく雪崩れ込む展開。 上村一夫とはつくづくコラボレーション作品も上手い人だと感動させられます。 トラック野郎などの映画監督鈴木則文原作。
中盤77〜188ページまでごっそり「一葉裏日記」から掲載していたのが残念。 短編でまとめてほしかった。 その点で☆を3つにしましたが、内容は無論の事◎。
初見の短編が見れただけでも良し。と思う一冊でした。
この映画がDVDで出るのもタランティーノのおかげ?梶芽衣子がカッコイイ。『女囚さそり』のコケティッシュな感じも良かったけれど、修羅雪姫の白無垢姿はもう、梶芽衣子のために誂えたとしか思えないほど良く似合っている。その白無垢が復讐の相手となる男たちの血を吸っていく。その白と赤のコントラストが、DVDでどれだけ正確に再現されるか楽しみ。上村一夫が書いた原作の修羅雪姫、梶芽衣子はまるでそのキャラクターがそのまま生身の人間になったと思うくらい、修羅雪姫そのものになっているのも驚かされる。藤田敏八監督と言えば、鈴木清順監督『殺しの烙印』の脚本家グループ「具流八郎」にも名を連ねた清順門下生。この作品は、その藤田敏八の「清順的な部分」が最大限に膨張した、ケレン味たっぷりの傑作。この映画の面白さを教えてくれた「アメリカ人」タランティーノには心から感謝します。ちょっとクヤシイけど(笑。
DVDも今年発売され、コミックスはどうなっているのか?と長年疑問のまま一冊の本を持っておりました。 今回完全版の発売を知り。わくわく、ドキドキしながら到着を待ちました。 第一巻は、手持ちのものとダブっておりますが、版が大きい分、迫力もあり感動的でした。
映画「修羅雪姫」の釈由美子版メイキング集です。 プレミアム版のメイクング集では、 アクション監督・ドニー・イェンの本格的な解説が見れますが、 こちらは主演の釈由美子をクローズアップした作品。 受身・殺陣の訓練風景やNGシーンなど、 釈由美子本人の解説を交えて語られてます。 監督・共演者たちとの和気あいあいとした掛け合いも見物。 愛犬(チワワ)も登場しています。 本編では、クールな女刺客を見事に演じ切った釈由美子ですが、 こちらでは、天然ボケと言われる素顔が満載。 それに加え、意外な芯の強さも見所のひとつかも・・・。 ファンにはオススメです。
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