僕は実はは比屋定さんのアルバムは発売されるたびに必ず買っています。 前回はライブアルバムで少し軽めでした。 今度のアルバムはこのところずっと聴いていますが、 比屋定さんのあの声と、 すばらしい自作の歌詞を味わうことが出来ます。 また比屋定さんの世界を味わうことが出来てほっとしています。 声もすばらしい、歌詞もすばらしい、曲もとてもいい。 比屋定さんが歌ってくれることに感謝しています。
"流線型"は往年のジャパニーズ・シティ・ポップを軸に、ソウルやジャズのエッセンスを巧みに盛り込んだポップスをクリエイトするクニモンド瀧口氏のユニットだ。デビュー・ミニ・アルバムがDJや音楽マニアの間で絶賛され、その評価を決定的にしたフル・アルバムが本作。「現代に甦ったティン・パン・アレーが放つ荒井由美とスティーリー・ダンの幸福なランデヴー♪」「フリー・ソウル好きから筋金入りのAORファンまで納得の完成度高き1枚!」「オシャレでいながらマニアもニヤリの最上良質音楽 (^_^)」なんて勝手に売り文句を考えてみたが、それに釣られて買ってみても後悔しない傑作だと思う。 閑話休題。どこかで「日本の音楽業界はこういうものをいっぱい売るべき!」というコメントを目にしたが、そりゃそうだと思いつつ、同感できない部分もある。なぜなら、これは新しい世代が「シティ・ポップ」を発見して自分達の音を鳴らしているのではないから。今という時代を表現しているかというとちょっと微妙なのだ。その辺が、よく引き合いに出されるキリンジ/冨田恵一との違いかな、とも思う(もちろん、東京の一角やどこかの街のどこかに根付いた心優しきリスナー群の伝統には確と応えてくれる音楽ではある)。…例えるなら、こっちは良く出来た紙ジャケみたいな音楽かもしれない。オリジナルのレコードではないが、それに匹敵する情熱や愛情を注いで作られた素晴らしい復刻品だ(模造品ではない)。
CHORO CLUB(ショーロ・クラブ)笹子さん初物のソロアルバム。
実力派ヴォーカリストをふんだんに盛り込んだパエリアのような豪華さ。
そのお献立は、マンマのスープ、ちゃぶ台で食べる昭和の夕餉、
ゴーヤチャンプルーに無農薬有機玄米。
笹子さん自身によるお品書きも滋養に富んで温かく心にしみる。
食べ終わったらおなかいっぱい大満足、でもおかわり!
前作までのアーバンっぽさが薄れ。
エポックな感じがより濃くなった。
クオリティは相変わらず高く、益々磨きがかかったようです。
ニューミュージックと呼んでた時代が好みの人なら、まず買いなアルバムです。
~最初に聴いたときは,正直「失敗した」と思いましたが,何かしてるときにふとおもいだして、だんだんとこのディスクに収録されている音楽が実は磨き抜かれたものなのじゃないかなという疑いを持つようになりました(笑) ボサノバを聴きたい人にはあんまりお勧めじゃありませんが、そんなに偏見を持たないでいい音楽を聴き分けられる人にはぜひ聴いてもらい~~たい一枚です。 全く新しい現実逃避の手段がここにあります。 でも,いつ聴いてもこの人の歌は絵画的ですね。非常に鮮明に具体的な風景が思い浮かびます。~
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