素晴らしいドラマです。
細かいことを言えば,物語の設定にやや無理がある点も
ありますが,裁判官の生活,仕事をこれほど,丁寧に
描いたものはないと思います。
登場人物のセリフはどれも素晴らしいですが,タイトルの
「忘れるな。どんなに悩み迷おうが,俺たちの判断で裁判の当事者の次の人生が始まるんだ。」
は最も好きなものの一つです。裁判官としての「覚悟」を感じます。
DVDは中島みゆきのLAライブしか購入したことはなかったのですが,「ジャッジ2」も併せて購入しました。
私がこのDVDを買った理由は、一番みたかった怪しい動きの蕎麦屋さんをまた見たかったからです。この番組からは、山本太郎、的場浩二、X JAPANが出た事もある番組として有名。ただこのDVDにも入っている波越徳次郎とか老人をジェツトコースター載せたり、今放送したらほとんどヤバイ事もありました。お笑いという事のほかには幸せの黄色いハンカチもよかったですね。
随所に堤演出特有の笑いがちりばめれ、時に切なくさせる堤ドラマの定番。堤監督自身に「やりつくした。笑いはもういい」と言わしめるほど(特別編はやりたいそうですが)。 ともかく豪華な出演陣。ダメダメ君(あくまで役としてです)二ノ宮とベビーフェイスの鈴木ではエロが成立しないのではと心配になるが、二宮の失恋や鈴木の秘めた過去に泣かされる。ダメダメ君童貞4人組み(DB4(?)、二宮、山下、成宮、小栗)の純潔保存会(堤監督は台本にないアドリブによる天才的な演出が特徴だが、純潔保存会も堤監督のアイデアで「純潔」という言葉がえらくお気に入りとか)。純潔保存会は常に存続の危機(?)にさらされるが、段田らの保護者の活躍(?)やメンバの17歳らしい(?)真摯な態度で存続する(?)。 セックスシンボル(?)英語教師釈(のTシャツは漢字(+数学)の勉強になる(?)、ちなみに石丸堤という地名はありません(笑))。的場のむっつりエロ体育教師。加藤の積極エロ保健室の先生。松本莉緒は謎のちょっとエロ。100人切りの塚本(愛のセレブ)。女が変わるたびに変わるタナカ(?)君。通称4ギャルのパンチラ(特にマキのキックパンチラ、「パンツ見えた(成宮)」)。ベッキー、邑野、上野なつひ、水野はるからの女子高生陣、段田、片平、清水、酒井、杉田(ラブホテル七夕オーナー)などの保護者。謎の宇宙人ウワァルクワァンバ(特典で大活躍?)、あと戸越のすあまも忘れてはいけない。 「時間ですよ」や「毎度お騒がせします」のような子供の頃に親に隠れて見たドラマを目指した(?)という、青春時代に誰でも経験のあるようなエロを戸越商店街を舞台に家族ぐるみで繰り広げる(懐かしいと感じるちょっと古い感じも堤演出の定番)。一度見ただけでは見切れない。DVDでじっくりご覧になることをお勧めします。
本作品はNHKドラマ「ジャッジ」の続編です。
前作から1年後の設定となっています。
ですので、前作から続けて観ていただきたいと思います。
前作・本作あわせて全部で10時間ですが、最初を観てしまうと必ず全部通して観てしまうことでしょう!
おすすめです!
以下は「ジャッジ」のレビューと重複します。続編ですので、どうかご容赦ください。
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ジャッジ2が2008年10月25日(土)〜NHKで放送されていたときに、たまたま偶然に本作品を観ました。第2話の途中からでした。
いいドラマだったので、この作品の前作「ジャッジ」の最初の第一話から見れなかったことを後悔していました。
NHKのホームページを確認していたのですが、平成21年3月2日に『DVD化が決定!!』とのお知らせが発表されましたので、さっそく購入予約をしました。
本作品の最大の特徴である『裁判官が主人公』という設定は、ドラマ・映画において今までほとんどなかった画期的な設定です。
その設定だからこそ、一般の人はほとんど携わることのない「裁判」という世界を見事に描いています。
「被告」「原告」双方のあいだに入る『裁判官』が法の裁きを判断する。
しかし「裁判官も人間なんだよ」という当たり前の真実を伝えてくれる、良質のドラマです。
本作品のいいところは、変に脚色することなく裁判の世界が描かれていていることです。
実際の裁判は淡々と進行していくものなので、他の映画やドラマに見られる演出過剰な法廷でのやり取りなどは本作品にはなく、それがかえって実際の裁判に近しい雰囲気を伝えてきます。
脚本も素晴らしく、実際にあったことをアレンジしているのでリアリティがあります。
また「大美島」という架空の島の設定ですが、実際は奄美大島が舞台です。
南の島というロケーションが醸し出す雰囲気が、より人間味溢れるドラマにしてくれています。
私は沖縄が大好きでよく旅行に行きますが、今度は奄美大島へ旅行に行ってドラマの舞台を観て歩きたいと思います。
ドラマ全体から『いいドラマを製作するんだ!』という空気感が伝わってきます。
素晴らしいスタッフで製作されたのでしょう。
こういった良質なドラマをNHKは製作してくれるので、今後も期待したいです。
このレビューを書いているこの時期(平成21年4月1日〜6月10日毎週水曜日18:00〜18:58)にNHKのBSハイビジョンにて再放送されてます。
再放送されるということは、視聴者からのリクエストが相当あったということですね。
ぜひ、みなさんに観ていただきたいドラマです。
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