原作でも評判の高い、2巻の話を収録しています。
「噂」が元で、ぎくしゃくし始めた爽子と千鶴、
あやねを巡るお話です。
一生懸命に誤解を解こうとする爽子の一途で健気な
姿、そんな爽子を抱き寄せるあやね、千鶴が泣かせます。
友達っていいな、そんな普遍的な感情に気づかせて
くれる、至玉の1巻です。
ただ、5話の風早の作画が若干おかしいので、星を
1つ減らさせて頂きます。
スガシカオさんと私は同じ年で、歌詞の内容が私の若い頃の抱いていた気持ちとリンクしていて、懐かしみながら聞いておりました。私も10代から20代の子を持つ親なのでわかるんですが、おやじ的愛情の目線で幅広い若い世代にも共感できる軽い感じの楽曲に変わってきてますね。
昔の、体の中から湧きあがる若いもの特有の情熱を歌った力強い歌声もいいけど、こういうさりげなくもあけっぴろげな軽いノリのファンクは、私も含め今の世相にはピッタリなんじゃないかな。
ちなみにカラオケで歌うと娘たちから、「スガシカオさんの歌詞っていいね」っと意外な反応に嬉しくなりました。
DVDは楽曲の途中にロンドン巡りがところどころ入っていて、スガシカオさんの若い世代に向けたまじめな秘めた情熱を垣間見れて、凄くいいものに仕上がっていていました。
テガミバチが好きなので購入してみました。
まだ3章くらいしかやってないですが、とりあえず他の方の参考になればと思い書いておきます。
ゲームの流れとしては、各章ごとにメインの配達を預かり、届ける道中に小さな配達を頼まれ、こなしながらメインの配達を期限内に達成することでその章が終了、という流れになります。
戦闘はオマケみたいなものですね。
フルボイスではないですが欲しいところでは喋ってくれます。
原作にないオリジナルストーリーも多々ありますが、ちょっと似たようなパターンが多いかもしれません。
メインの配達を達成するためにはただ届けるだけじゃなく、想いの雫というものを集めて、古い順に並べ換えなければなりません。
この想いの雫なしには目的地に着いても何も起こらず、並べ替えは間違えるとスッキリしない結末になります。
この並び替えというのが、謎解きの要素があり悪くないのですが、ヒントが少なすぎて解りにくいです。
並び替え画面になるとバックログも見れず、何の説明もなく絵が3枚表示されるだけなので、記憶を頼りにやるしかないです。
セーブもできなくなるので、ラグが並び替えを示唆することを言ったらセーブして望んだ方がいいと思います。
このゲームをする上で最もストレスの種になるのが、ロード時間です。 場面が変わる時、キャラクターの表情が変わる時、メニューを開く時…何をやろうにも待たせます。ほんの1、2秒ですが、重なるとストレスになるものです。
これのおかげで何かとテンポが悪く、結果ゲームを進み方も遅くなります。
メディアインストールのようなものがあってほしかったです。
個人的にはかなり当たりの一冊。
浅田弘幸の絵が好きな比較的ライトなファンからコアなファンまで楽しめる内容になってるかと思います。
一目でわかる描き手の上手さもさることながら
何より色の使い方が素晴らしい。
くすんだような雰囲気、派手な色を使ってるわけでもないのに地味でない描き方、
言い方は悪いかもしれないが、本書の冒頭や中盤以降から見られるどことなくセピア調と言うか、錆びたようなというか、
昔和紙か水彩用紙に描いた絵が発色があまりなくならず経過してカビによる白い斑点や青カビの生えたかのような表現。
どことなくアート写真のような雰囲気も感じたかな。
この独特のセンスというか世界観が実に良い。
本自体少々高いが、本の作りもしっかりしてるし紙も厚く質は良さげで納得。
ただ、収録内容に至っては、表紙の絵がなし、他に収録しきれなかったものもあるらしいので残念。(個人的に一番お気に入りの表紙が収録されてないのはちょっと頂けなかった)
浅田好きとは言わず、イラストが好きな人にも勧めたい一本。
表紙で気になった人、購入しようか迷ってる人は期待そこそこで取りあえず買ってみると良いと思う。
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