なんといってもレイチェル・リー・クックがとてもイイ。
彼女の美少女的な魅力たっぷりなところが見どころかもしれません。
しかしながら、シナリオはあまりにも軽いノリの感じがして、もうひとひねりがなく単調的です。
逆に言えば、堅苦しいことを考えずに気軽な感じでエンジョイできる娯楽作品だと思います。
おとぼけかKYな感じのラブコメとして微苦笑を誘うシーンもあります。
いわゆる「黄金期」を代表し、時期的に言うとラブマシーンと恋愛レボリューション21の間に位置する。
メロディはどこか懐かしく、歌詞は女性の嫁ぐときの心情を現代的に、笑いあり涙ありで歌い上げたもので、しんみりさせるところも多い。「紹介します・・・」以下の間奏のせりふは歴代のリーダーのみに歌うことを許される定番の曲となっている。いまや当時一番の新人であった吉澤ひとみがこのパートを担当し、娘。を卒業することになる時、感慨深いものがあるといわざるを得ない。
モーニング娘。が続く限り、代々のリーダーによってこの歌は歌い継がれていくのだろう。
そうして考えると、出だしの「コングラチュレーション!」が複数形でないなどという文法上の間違いはさしたる問題ではない。
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