歴史物語・・とタイトルにあるので、歴史がニガテな私は買うのにちょっと躊躇したが、読んでとてもよかった。 フラやフナ、ハワイアンに関する書物は、ひとつの見方に偏ったものが多いが、この本では、フラの歴史やフラの現実を一方向から見ると、必ず別の方向(別の見方)もきちんと書いてあり、読む者に考えるための広い土壌を与えてくれる気がした。 きちんと研究をした著者だからこそ、読む者に優しく、分かりやすい表現ができるのであると思った。 このところ読んだハワイ関係の本の中で一番よかったと思う。
8月下旬にアマゾンサイトを覗いたところ10月24日に発売との情報が出てきました。この映画、公開期間が2週間で公開劇場がキネカ大森の1劇場のみだったので、DVD発売が主目的の映画と思っていました。映画は観ていなかったため、予約を入れて外出したところ、レンタル屋さんには既に並んでおりました。発売より2カ月も前にレンタル屋さんに並ぶようでは、皆レンタルで済ませてしまうのでは? この手法ではDVD売上は期待出来ないかと思うのですが、、、。(この映画は三津谷さんの濡れ場が唯一の売りの映画でしょうから)。内容的には昔作られた【バブルと寝た〜】とほとんど変わりません。不動産バブルがITバブルに摩り替っただけのような映画です。雑誌で頻繁に取り上げられた三津谷葉子さんの濡れ場も【東京大学物語】と同様で全てが見えるわけではありません。見せ方が前作よりは幾分良いといった程度ですので、レンタルで十分なのでは。繰り返しになりますがどいった意図で販売よりレンタルの方が2ヶ月も先行したのか意図が全く分りません。個人的には無駄な散財をしなくて助かったのでオマケして★3つです。
ただのエロ漫画とぼろくそに言う意見が多いことは知っています。だが結局そういう人たちはこの漫画の毒気に正面から向き合うことのできない弱虫な人たちではないのかと思います。いま改めて全巻を読み通してみて、江川達也さんがこの作品にこめた深い意図が感じられました。確かに単純なギャグ・エロ漫画として読む人もいるでしょうが、そんな読み方だけをしていたのではこの作品のメッセージを読み取ることはできません。心を開いて、自分が村上くん、遥ちゃんになったつもりでこの物語を読んでください。きっとみんな、自分の中に、村上君と遥ちゃんが住んでいることに気づくと思います。
この作品の「縛り」は面白い。 どこからか連れて来られた男女10人が「王様ゲーム」を通じて利己主義になり また絶望の淵に落とされたりする。 某国の客船に拉致されていることまでは10人にも判るが、目的が分からない・・・
こんな「定番」テーマがありながら、盛り上らないのはなぜだろう。 理由は演出と脚本だと思う。同じような設定の「GANTZ」や「インシテミル」などの 競合作品があるために比較されやすいことはある。 「GANTZ」はともかく「インシテミル」は不満が残ったものだが、 本作はそれ以上に不可解で、謎解きがほぼ全くないのが致命傷だろう。
俳優陣は豪華で、石田卓也、木村佳乃、芦名星、前田愛、堀部圭亮、窪塚俊介、山本浩司に夏目ナナ、 ジェイ・ウエスト、それと川村ゆきえまで、これだけクセ者を集めれば素晴らしいシャシン になりそうなものだが、とにかくホンがダメだった。 そして何とも言いようのない「オチ」に至っては、別の意味でビックリだ(笑)。 ジェリー藤尾はどうしてこの役を受けたのだろうか。謎である。 これ、行定組とかで撮ったら歴史的名作になったかも知れないので、本当に惜しい。
また、特典映像が予告編しかないのもマイナスだった。 本作は基本的に「横浜映画」で、船内のシーンは氷川丸が使用されている。 もとはチャップリンも乗った客船だ、もう少し上手く撮れば、これまた見違えただろうに・・・ 作品としては星1つだが、俳優の豪華さと芝居にプラス2つ。
ルールが簡単で、低学年から大人まで楽しむことができます。 推論や記憶力が試されるゲームです。 ただ、「頭のよくなるゲーム」というのは、宣伝文句として 割り引いた方がいいでしょう。トランプでも、推論や記憶力 を使うゲームはいくらでもあるからです。 でも、TVゲームをするよりは、よっぽどいいのは間違いあり ません。コンパクトなケースに収められているのもいい感じで す。
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