SFは昔好きだったのでまた読みたいけれど、最近離れていたのでどれを読んでよいかわからず、月刊誌は続き物のイメージがあるし・・という状態で躊躇しているところへ、短編読み切りばかり揃えた本があると知って飛びつきました。
「エンゼルフレンチ」が一番好きです。切ない純愛と宇宙を絡めたお話。
「社員たち」は日常と非日常が混じって妙なおかしさがありました。
「ガラスの地球を救え!」、SFファンのお祭りみたいで楽しかったです。
他の作品も、いかにもSFらしい作品を久しぶりに読んだよ、という感じで、全部読んだ後は満足感に浸りました。
NOVA2NOVA 2---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)、NOVA3NOVA 3---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)も購入。まだまだ続くことを期待しています。
僕はもともとカメが好きで、この本もタイトルにひかれて 買ってみました。だけどこの本はただのカメ好きのための本ではなく、周りの人と、カメに似せて造られた主人公「かめくん」との心温まるふれあいや、その「かめくん」 が考える、人とはまるで観点の違う世界観を、ほのぼのとした町を舞台に、ほのぼのとした「かめくん」の私生活を 通して楽しみながら読むことが出来る、心温まる本なんです。読んでると、不思議と笑みがこぼれてきます。 イライラしてる時なんかは、これをちょっと読んでみて下さい。癒されますよ。
毎度お馴染み、かめです。
かめだから、安心です。
今回のかめは、ちょっと明るい。
そして、お子様でもじゅうぶん読める。
でも、最後はやっぱりちょっと物悲しい。
かめらしい、物悲しさ。
やっぱり、かめはいいね。
いかに安く食材を手に入れ、 いかに美味しいものに変身させるのか!
主婦の永遠のテーマです。
毎日めんどくさーと思う日もありますが、 これを読むと 一手間かけると美味しいものが簡単にできるというのを再確認できますね。
作者が食に貪欲なんでしょう(笑)
共感できるところが多かったです。
いつも安くいいものが手にはいるわけではないので、
スーパーで普通に買ってますけどね。。
こんなに楽しそうに節約しながら美味い飯食ってんだなぁと思うと
我が家も頑張らねば!と思う一冊です。
■日本SFの新作短篇が読める競作シリーズ『NOVA』。第1集には芥川賞作家・円城塔も参加していた。 ■本書は待望の第7集。 ■とぼけた味わいの北野勇作「社内肝試し大会に関するメモ」、空中に羽ばたくトビスミレなど謎の新種植物をめぐる藤田雅矢「植物標本集」、簡単な学習機能を備えたファーストフード店の客寄せロボットに自我が芽生えてそれが悲しい結末を迎える片瀬二郎「サムライ・ポテト」等、全10作品を収める。
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