映画は、他の方がレビューされているとおり、スパイアクションものとして良くできた作品で、基本ラインはクレイグ・トーマスの原作に忠実に映像化されています。原作は、映画では語られなかった詳しい人物描写、心理描写やスパイ戦が描かれており読み応えがあります。「ファイアフォックスダウン」という続編があり、題名のとおり2号機との戦闘で破損したファイアフォックスが墜落するところから話が始まります。戦闘場面は少ないものの第1作目に負けず劣らずの傑作です。ガントをはじめ前作の人物も数多く登場し、特に映画では脇役であったKGBのブリャービンに光があてられ、国家間のスパイ活動のなかでの恋人との悲恋も描かれていて興味深いです。早川書房から発売されていましたので、ぜひ、2冊の原作を読むことをオススメします Blu-rayソフトについて未見のためなんとも言えませんが、ビデオ、LD、DVD版では解像度や色調がイマイチで、ファイアーフォックスの機体が灰色っぽく画面から浮いてしまっていたので、改善されていることを期待します。最後に確かに山田康夫さんの日本語吹替はぜひ収録して欲しいところです
タイトルは Firefox ですが、中身の半分は Thunderbird に割かれていて、Thunderbird に興味の無い人にとっては損した気分になるかもしれません。Firefox だけの情報が欲しい人はライバルのインプレスの「Mozilla Firefox 完全攻略ガイド」の方が良いかも。 内容的にはインストールや設定の移行を含めた導入部分、タブブラウザなどの基本的な使い方を含む基本機能部分、拡張やテーマのインストール方法、about:config や CSS によるカスタマイズまでを説明するカスタマイズ部に分かれており、入門書としては十分なレベルでしょう。さらに、100を超える拡張機能がカテゴリごとに約40ページを費やして紹介されており、やはり Firefox の最大の売りは拡張機能なんだなと感じます。 拡張機能に関しては、All-In-One Gestures、Tabbrowser Preferences、タブブラウザ拡張、Configuration Mania などが大きく取り上がられており妥当なところでしょうか。数を優先したためか、説明は少なめです。Tab Mix もぎりぎりのところで掲載が間に合ったようです。ただし、Thunderbird の拡張に Enigmail が無いのはいただけません。
この映画のどこが好きかな?マニアックに見ればリドリースコットの映画のような精巧な模型でもなく、現在のCGの様な出来でも無い。なのに何度も見てしまうのはやはりイーストウッドの映画だからかな?独特のムードがあるよね。たとえコクピットに座って演技していても何かノンビリしていてホッとする。音楽も勇ましくハッピーエンド。血しぶき飛ぶ戦争モノでもない。スカッと爽やかな米露の冷戦モノだ。舌を巻くロシア訛りの英語を話すロシア人に乾杯!
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