アニメ放映時、内容よりも毎回の昭和懐メロEDを楽しみにしていた私にとっては、まさにベストのアルバムでした。
ボーナストラックのノンストップメドレーは蛇足気味ではありますが、大きな不満にはなっていません。
個人的にスタッフの心意気にしびれたのは、個別の歌詞カードです。
最初は何のための仕様なのだろうか…と首をひねっていましたが、ふと気がつきました。
これは、昭和懐メロ全盛期にシングルレコード用として存在していた「45回転ドーナツ盤レコード」、
当時これらに入っていた歌詞シートを再現したものではないだろうか、と。
隅に<ステレオ>記号が入っているのも、それで納得できます。
(贅沢を言えば、ジャケットデザインも当時のレコードのものを下地にして欲しかったですが)
制作側も楽しんで企画を立てている様子がうかがえて、アニメ作品のファンならずとも幸せになれる一枚と感じます。
東京ベンチャーズ何だ軍歌なんて歌いやがって、でもビートルズ以前のエレキバンド。だから何でもありと言うことか。これ以外のグループはまとも。スパイダーズ(フリフリ)(モンキーダンス)これもビートルズ以前の曲、GSの起源といったところか。デヴィーズ(女の子)(恋のサイケデリック)(ベィビー)(青いささやき)得に(ベイビー)は最高。バックがなぜかビックバンド、しかし古いと言う感じがしない。シルバーフォックス(レッツゴーミリタリールック)(風がさらった恋人)曲の合間にテケテケテーが出てくるのがよい。さすがに元東京ベンチャーズ。マミーズ(ブーガルーNo・1)(二人のブーガルー)これが一番気に入ったバンド。リズムがいいね。ギターも最高。ザ・シャロレーズ(うわさの二人)(アイ・ラブ・ユー)さすが北海道のローカルバンド。GS末期に出てくるなんて。
その他ボリュームの足りないところはクラウン所属のGSで。ジェノヴァ、クーガーズが聴けるところがありがたい。
毎回期待を裏切らないラス・フリーマン。 今回は所々にラテンフレーバーの効いた出来上がり。 ラテンの哀愁漂うギターに思わず涙しました。 ラテンだけでなく相変わらずの綺麗なフレーズの ギターが楽しめます。 絶対ファンなら傑作の一枚に上げられると思います!
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