まんがタイムKRの4コマじゃないのは自分にはハズレが多いのであまり手を出さないのですが、吉谷やしよ氏なのでしばらく悩んで買ってみたら大当たりでした。
メイド喫茶に就職するために上京してきた羽鳥トキさんは入店した途端に、メイド喫茶轟(ごう)の世界初試作実用型メイドロボ『ハナ』初号機のセクハラの洗礼を受けます。
この店には他には元傭兵の店長、風小路嵐子さんしかおらず中盤に店が全壊するまでは基本的にこの3人が接客?する様子を描いてます。でも接客なんか全くやってませんが。ストーリーは古賀亮一さんの『ゲノム』みたいな展開です。普通なら前半はキャラが出来上がっていないとかで、後半と比べてキャラがブレるもんですがこの作品は凄い!最初からハナとトキさんの抗争は全くブレずに全開で笑いを取ります。台詞回しも流れるようですね。
店が全壊しトキさんが入院してた間に新キャラ月影戌緒さんが登場です。ハナにメイド道を教えて欲しいそうですがこの告白には風小路さんでさえ固まりました。恐ろしい子・・
しかしいつになったらメイド喫茶の話がはじまるんでしょうねぇ?
『まんがタイムきらら』および『まんがタイムきららキャラット』にて連載中(2004/07/09現在)の作品です。 内容は、魔法使いに憧れる16歳の少女『霧ヶ崎優』と、優がある日父の遺品から見つけた有料式魔法のステッキ『アルバート=ホリックル(略してアホ助)』がおりなすドタバタギャグコメディです。 そこに優の親友『藤芝まどか』、自称・優のライバル『立蔵小町』とその魔法のステッキ『スヴェイン=ケルベロス(略してスケ兵衛)』、謎の委員長『光菱委員長』が加わり、ドタバタ度は加速度的に上昇中ですです。 テンポの良いギャグは一読の価値有りかと。 また、ところどころに時事ネタやヲタネタがちりばめられており、元ネタがわかる人にとっては大爆笑間違いなしです。
とても勢いのある内容です^^
主人公である姉弟のキャラクターが非常に良いです。
美人なのに超恐い姉、苦労人に見えて少しズレている弟・・・
そんな二人のドタバタ漫画
ギャグは1巻からのノリそのままです。
が。
終わり方が唐突過ぎますよ?!
どっから持ってきた、その設定!
そしてエピローグも、作者の他作品を読まないと、登場人物がわかりません。
というか、未だにあの仮面の女性が誰なのかわかりません…。
筆者のファンの方には嬉しいおまけ、なのかもしれませんね。
2巻ではだいぶキャラクターが柔軟に動くようになり、とても面白く読めました。
唯一、主人公のトキさんが幾つかの話の中でマジに語るところが浮いていて
ちょっと白けたくらいですね。ストーリーの緩急の付け方には文句は無いんですが
マジ話にはまだまだ修行が必要のようです。大笑いできるギャグは満足出来るので
ちょっとだけ残念でした。
ギャグの方ですがメイドロボ、ハナ初号機とトキさんの掛け合い漫才は絶品ですね。
ハナの次から次へと出てくる新スペックに絡んだストーリーも満足です。
特に、ハナの頭部の紙袋の下を知る話は、もう続編熱望したくなるくらい良く出来てました。
ハナの隠された秘密の一片が垣間見えます?
ジークフリートみたいなメカ状態のハナとタメ張る店長の「元傭兵」風小路嵐子さんのスペックや、
気は弱くて力持ちな月影戌緒ちゃんの活躍をもう少し見たかったですね。
次回予告編「くろがねカチューシャZ〜風林火山編〜」を見てつくづく思います(笑)
編集さんも「少年誌でやれ」なんてイケズ言わないでくださいよ。
そりゃそうだけどさ。
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