原作・テーマ・ジャンルともBLです。でもね,作り手にボーイズラブだぞっていう構えや下手な思い込みがきれいさっぱりなさげ。さらっとしたイメージでむしろBLだから自然体という面白さがありました。隙間産業といえどあなどれない作品です。
同棲中の晋也(徳山秀典)と立花(齋藤ヤスカ)が嫉妬や体裁に右往左往してます。そんな二人を外側から見守るユキちゃん(松岡璃奈子)としょうくん(加々美正史)。二人ともそれぞれに切なさを抱えていて。だから優しい。
身体も光も露出度(?)がいい感じでどんな場面もいやみのない綺麗さでした。こっ恥ずかしいくらいのかわいいキスシーン。もちろんベッドシーンもありますが、わんこと子供みたいでした。うそうそ。BLでした。笑 愛情表現的な感じ。
徳山さん・齋藤さんの持ち味を存分に生かしながらの晋也・立花のキャラ演出が匠。脚本がまた秀逸。チープだけどセンスの良いテイストの小道具たち。漫画並にルックスの良いキャストの演技力は期待値以上。短編の原作が上手にまとめてあって綺麗に流れてます。拾いどころ、捨てどころ、変えどころとありますがそれなりに納得がいくんですね。もちろん原作の良さはいうまでもありませんが。そして主題歌。曲も歌詞も声もいい。ホメスギかもだけど映画とシンクロしてしまう。
ちらっと優しげな笑顔を相手に向ける瞬間とか。その時間が空間がいいんです。そりゃいちゃつきたくもなるかみたいな。(笑) 笑顔を連れて出かけよう。優しい気持ちでたまには好きって言ってみたくなる感じの映画。
白状すると、私はキャスト買いでした・・・。
が、内容はホントに良かったです。
何せ、鈴健がハマってます。超〜かわいい。
主人公篠田は実際にいたら、ホントに抱きしめたくなるような可愛い子で、
それに、ちょっとだけ少年くさい鈴の声が乗って、やっと高校生って感じです。
少女漫画のようなキュンきゅんするストーリーと、
池内が好きで好きで、それ以外なんて何にもいらない!!
っていう篠田の一途さにやられます・・・。
「ホントに好きなの!!」っていう台詞は刺さりました・・・。
鈴の声は普通の台詞でも軽く刺さる(笑)
気持ちも躰も精一杯!って感じで高校生らしく甘エロいです。
池内も男前な感じがとってもカッコイイです。
艶めかしくないんだけど、爽やかにエロい(笑)
飛田さんのシンもカッコ良かった〜。おっとこまえ〜。
「おまけ」は必聴。切ないよ、シン。
原作も読みました。
絵も可愛いし、原作読んでからもっかい聴くとさらに、キます。
CDにはないエピソードも凄く良いです。セットで買うのオススメ!
立花と晋也は高校時代からの親友であり恋人。大学生になり一緒に暮らしている。素直じゃない2人はちゃんと気持ちを言葉にできないけど、ちゃんと想い合っている。女の子より一緒にいて楽しくて、落ち着ける。 性別はともかく、自分のことをわかってくれる、そばにいてほしいときに いてくれる、そーいう人がいるっていいなあー。 立花と晋也がうらやましくなった。 絵はいまどきっぽくて、うまい。2巻も出てるけど、わたしは1巻が好き。 星3つなのは、ストーリーが普通で物足りないから。
表紙はいかにもBL系ですが・・・。 読んでる節々で、何か、とても現実味溢れる感じ。この先輩なら(攻:広川)なら、男でも惚れそうだわなとゆう感じ。お互いノーマルだったのに・・・。受役も乙女でなく、やんちゃでもなく、ソコソコ考えれる、大人だし。登場人物がアホっぽくなくて、(わざとらしくないとゆう意味で)とても読んでて無理なく面白かった。BLが、好きではない人でも少しは納得して読み終えるのでは?
原作未読です。 このような想いが通じるまでをこんなに丁寧に聴かせてくれるBLCDってあまり聴いた事がありませんでした。 凄く良かったです。 ドラマとして良く出来ていると思います。 ワーワーギャーギャーしているわけでもなく、淡々とお話が進んでいくので「なんか暗い?」と感じる人もいるのかもしれません。 でも、私は好きです。こういう雰囲気の作品。 主要キャストが実力派の人達ばかりなので、安心して聴けました。 途中だれるかと心配しましたが、全然そんなことはありませんでした。 最後まで惹き付けられました。 とにかく切ないですね。 三木さん野島さんの優しい柔らかな声で進んでいくので、余計に。
主役二人、とても魅力的でした。 三木さん、野島さん、素晴らしかったです。 三木さん演じる律は、得意料理がずっと好きな人の好物だったり…と健気な人。 「おいで」「どうか、嫌わないで欲しい」など切ない台詞の数々に胸がギューッと苦しくなります。 勝手な部分、狡い部分、ヘタレな部分も多々あって「ああ、わかるなー」と勝手に共感したり(笑) 野島さん演じるヒロは、可愛らしい人だなぁという印象でした。 真面目で、要領が悪くて、不器用で、部屋が汚くて…。 何か、リアルでしたね。 最後の方の「なんで気がつかなかったんだろう」という台詞、凄く切なかったです。 あと、出番が少ないですが、鳥海さん演じる律の元彼の貴文。 カッコイイ人でした。でも可哀そうだったな。 私はこういう当て馬の様なポジションの人が出ると、後味が悪かったり、 色々と複雑な感情になり個人的にあまり好きではないのですが今回はスッキリ出来ました。
何でも出来る、弱点無しの無敵スーパーマンの様なキャラクターよりも、何か秀でた能力があるわけでもない… こういう人達の方が私個人には楽しめる気がします。 すぐキスやHに傾れ込むのではない、Hばかりの内容ではないのも、良い印象が持てました。
グダグダになるよりは全然良いのですが、お話のクライマックスが少しだけ駆け足に聞こえてしまったところ、 原作からそういう流れ、または演出なのかもしれませんが、 トラックの始まりが同じような言葉で始まっているのが何箇所かあったのでデジャヴを感じてしまい、 「あれ、トラック間違えた…?」と混乱してしまったところ。 気にしすぎなのかもしれませんが…。 そのような点が気になってしまい、評価は4にさせて頂きました。
でも、とても面白かったです。 お勧めです。
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