小泉元首相の息子が素敵でした。だから綺麗になった米倉と結ばれればいいなぁ〜と思って観ていました。それにしてもダンナ役の石黒賢のなんと優柔不断な事か…腹が立つほど…最後もよくわからなく終わりましたね。
米倉涼子主演のドラマ版より、小説のほうがもっと面白かったです。
マチ子と道子の書き分けが対照的でとてもよく、さらには主人公・浅井義雄の小狡さ、小心さ、図々しさ、でもちょっとだけ可哀想かな、と思わせる人物造形が実に見事だと思います。よりいっそうストーリーが真に迫ってくる感じです。
読んでいて隔世の感がありました。夫の健康維持を考えて、朝昼兼用にステーキ焼いたりトンカツ食べさせる妻って、現代ではまったくありえないですね。今なら間違いなくローカロリー食なのに。和食が栄養不足だと考えられていた頃のお話です。それに、家庭以外の場所でも女に妻と同様のことをさせる男も、それを受け入れる女も古風です。
銀座の夜の世界もいろいろ勉強できるし、本当に面白い小説です。
この曲をカヴァーするのは、なかなか 目の付けどころが良い。 福田沙紀ちゃんの透明感のある歌声も 合ってる。聴きごたえがありますね。
テレビの終わりかたに、えーこんな浮気をした夫に、愛人に子供まで生ませたのに、こんな終わり方ってあり?きれいごと過ぎるぜと思っていたところ、原作は裏切らない終わり方でした。さすが有吉先生。そうだよ、現実はこんなものです。
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